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2014年12月28日 (日)

年忘れ

有馬記念はジェンティルドンナの劇的な勝利で幕を閉じた。これで今年のJRA開催は終了。GⅠレースという意味では明日の東京大賞典が最後に残されているとはいえ、大半のファンにとって有馬が一年の締めくくりであることは今更言うまでもない。西船橋界隈は忘年会の競馬ファンで賑わったことだろう。

かくいう私は、珍しく馬券が当たったのに今年の有馬はTV観戦だった。自慢する相手がいないのでは面白くない。だが、夜は馴染みの寿司屋で馬主関係者と忘年会の約束がある。そこで、さんざん自慢してやろうと張り切って出かけて行ったら、他の参加者もほとんどが当てたというので唖然とした。長いこと競馬を見てきたが、周囲のみんなが取った万馬券というのは経験がない。

Bonen 

それにしても、なぜ日本人は暮れになると「年忘れ」を理由に酒を飲むのであろうか?

「年忘れ」を辞書で引くと、「年末にその年の苦労を忘れるために開く宴会」とあるから、すなわち「年忘れ」という言葉自体が「忘年会」の意味を持つようだ。遡れば室町時代にも辿り着く言葉で、当時は年末に催した連歌の会を指したとも。紅白歌合戦の趣もある。

今では親しい者同士が集まり、酒を飲んで一年の労苦を忘れ、息災を祝う会であろう。だが、悪いことをきれいサッパリ忘れるというのは存外難しく、むしろ良いことばかりを忘れてしまっているような気がする。大晦日の大井最終12レースの発走を待ちながら、「今年は何もイイことがなかった……」などとひとり呟いてしまうのは、きっとそのせいではあるまいか。とはいえ、もちろん忘れてはいけないこともある。それをひとつひとつ思い返しつつ酒を飲むのも、忘年会の大事な作法に違いあるまい。

Tosaki 

戸崎騎手がJRA移籍2年目にしてリーディングジョッキーの栄冠を手にした。しかも有馬記念優勝で自らの偉業に花を添えたのだから大したもの。これも2014年の出来事として忘れずにおきたい。移籍2年目のリーディング獲得は同じく南関東からJRAに移籍した内田博幸騎手と同じ。しかもその内田騎手は移籍3年目にエイシンフラッシュでダービーを獲ってみせた。戸崎騎手もそれに続けるか。3年目の戦いは既に始まっている。

 

***** 2014/12/28 *****

 

 

 

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