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2014年12月16日 (火)

未勝利戦を見逃すな

日曜中山の話を続ける。

わざわざ朝イチで中山まで出かけたのは、カレンダー欲しさだけではない。いま時分は夏から秋にかけてのハイレベルの新馬戦で惜敗した馬たちが、あらためて必勝を期して出走してくる頃合い。新馬より未勝利の方が意外とレベルが高かったりする。事実、昨年12月の中山、阪神、中京の新馬戦優勝馬から重賞を勝った馬は今のところいないのに、未勝利戦を勝ち上がった組からは、ショウナンラグーン、レッドアルヴィス、ステファノスと3頭の重賞ウイナーが出ているではないか。早起きすれば三文の得があるかもしれない。

1レースはダート1200m戦。勝ったのは戸崎圭太騎手のノーモアベット。芝ではどうしてもあと一歩届かなかった馬が、ダートに変わった途端2馬身も突き抜けた。祖母プリマの妹にはオークス馬・シルクプリマドンナの名前も見える。そのシルクプリマドンナも初勝利と2勝目はダートだった。

1 

2レースはダート1800m戦。その出馬表の前走成績欄が凄いことになっている。1番人気のコスモボアソルテは前走2秒6差負け。直前まで2番人気だったユアーザワンは驚愕の13秒2差負け。そのユアーザワンに替わって最終的に2番人気に推されたクラウンリバティーも前走は3秒9も離されているではないか。

こりゃあ、まともには収まらんぞ―――。

なんて思いながらレースを見ていたら、コスモボアソルテが早め先頭から直線では独走。持ったまま後続を4馬身千切り捨ててみせたのから、恥ずかしいったらありゃしない。ふんじゃあ、この馬を大差で下したゴールデンバローズはどれだけ強いんだ。

2r 

3レースは芝のマイル戦。後方からレースを進めたナイトフォックスが、直線の急坂をものともせずに追い込むと、最後は後続を3馬身突き放す圧勝で1番人気に応えた。3代母が3冠馬の母・パシフィカスである。

3r 

そして未勝利戦のラストを飾る4レースは芝の1800m戦。スタートで大きく遅れて最後方で1コーナーを回った2番人気ボルゲーゼだったが、コーナーを回るごとに順位を上げて行くと、直線でも脚色衰えることなく前を捉えて逆に2馬身半の差をつけて完勝した。常に外々を回りながら、それでも最後に突き抜けたそのレースぶりには大物感が漂う。あらためて血統表を見てみれば、5代母はやはり3冠馬の母・スイートルナだ。

4r 

それにしても中山の芝は時計がかかっている。上がりに37秒を要する馬が続出。芝のラピスラズリSとダートのカペラSの走破時計を比べても、それほどかけ離れていない。この馬場状態が有馬記念まで続くようなら……。ちょっと気になるところではある。

 

***** 2014/12/16 *****

 

 

 

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