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2014年12月26日 (金)

ツインズ

先日一緒に飲んだ牧場主と話すうちに、柴田未崎騎手の話になった。

Misaki 

決してメジャーな騎手とは呼べない(失礼!)未崎騎手の話題で盛り上がれたのは、たまたまお互いが彼との縁を持っていたから。競馬業界は広いようで実は狭い。その未崎騎手は今年3年ぶりに現役復帰。7月の福島では復帰後初勝利を挙げた。双子の兄・大知騎手も今年は重賞2勝と活躍している。

双子と言えば、小倉2歳Sで重賞初勝利を果たした国分優作騎手も忘れてはならない。双子の弟・恭介騎手は、ひと足先に2010年の府中牝馬Sをテイエムオーロラで勝っていることから、ここに日本初の双子の兄弟騎手による重賞制覇が達成された。ツインズジョッキーの先達として柴田未崎騎手も負けていられまい。ならば、彼に重賞を勝てるだけの馬を任せてみようじゃないか!―――なんて無責任な話題で酒席が盛り上がったのである。まあ、いつのことになるかわかりませんけど、我々も頑張りますから、それまで騎手続けててくださいね。

ところで双子の活躍は競馬界だけに留まらないようだ。一週間後に迫った箱根駅伝では村山謙太・紘太の兄弟を筆頭に、大東大の市田孝・宏、順大の松村優樹・和樹、中央学院大の海老沢剛・太と、なんと4組の双子ランナーが出場する可能性がある。既に卒業してしまったが、昨年の東洋大優勝の立役者、設楽啓太・悠太の二人も双子だった。こうなると、駅伝という競技に双子の遺伝形質が特別な影響を及ぼすとしか思えない。

中でも注目を集めるのは駒大の村山謙太選手。昨年は2区を任され区間2位と好走した駒大のエースは、実は競馬にも興味を持っているらしい。競走馬育成シミュレーションゲーム「ダビスタ」でイメージトレーニングを重ねる理論派だ。

もちろん本人はいたって真面目。馬の調教は駅伝の練習にも通じる上、レースでの仕掛けどころなども競馬を参考にしているのだという。本人は自分の脚質を“好位差”と評するが、昨年の2区では12秒差の2位でタスキを受け取ると、6キロ地点で早くも先頭に立つ早仕掛けの競馬、もといレース。その後は意外に伸びあぐねて、戸塚中継所での後続との差は27秒差に留まった。あの仕掛けどころに間違いは無かったか。今年は最後の箱根である。期するところがあろう。

Sea 

ちなみに、有馬記念で人気を背負うエピファネイアの母・シーザリオの馬名はシェークスピアの「十二夜」に登場する双子の妹の名にちなむ。双子が活躍した一年の締め括りとしては気になるところだ。

 

***** 2014/12/26 *****

 

 

 

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