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2014年12月 1日 (月)

師走の鍋焼きうどん

日本ウマ科学会の学術集会に参加するため外に出た途端、思わず寒気を覚えた。今日から師走。JRAは中山開催。開催替わりは季節の変わり目でもある。体調管理には気を付けたい。

昨年までの私は、ジャパンカップの前後に必ずと言っていいほど風邪をひいていた。急激に冷え込む朝晩に、やれ調教だ、やれパーティーだと外出ばかりの数日間。JCの当日ともなれば、見た目は浮かれているようでも、身体は疲労のピークなのであろう。ディープインパクトのJC当日は競馬場の医務室で点滴を受けていた。写真が残っているからレースはちゃんとゴール前で見たはずなのだが、恐ろしいことにそのレースを含めて当日の記憶はほとんど残っていない。

Di 

今年は疲労とは無縁のJCウィークを過ごしたはずなのに、それでもなんとなく風邪っぽいのは気のせいだろうか。もはや「JC」と聞いただけで、風邪のウイルスに反応してしまう身体になってしまったのかもしれない。ともかく困った。

寒くなると食べたくなるメニューのひとつに鍋焼きうどんがある。巷では試験勉強の夜食というイメージがあるようだが、私の中では風邪をひいて寝込んだ時に作ってもらった思い出が強い。食べられるものなら夜食に食べたかったが、それより私は夜更かしが苦手だった。

ところで学術集会の会場は東大である。本郷界隈には昔ながらのそば屋さんが多い。目についた一軒に入って、鍋焼きうどんを注文した。

鍋のふたを開ける時の高揚感。立ち上がる湯気―――。

鍋焼きうどんの醍醐味はこの瞬間に凝縮されていると言っても過言ではあるまい。アツアツのツユの中には、かまぼこ、ねぎ、きぬさや、にんじん、そしてえび天。なんとも贅沢な光景が広がる。

Nabeyaki 

戦前の文献を辿ると、「鍋焼きうどんはツユが命であるから、うどんは少ない方が美味しい。うどんひと玉で五人前を目安とするとよかろう」みたいなことが書いてあって驚いたりもするが、せっかくだから麺も美味しい方が嬉しい。その点こちらのうどんは、そば屋のそれでありながら、ダシの味がよく染みてなかなか美味かった。

豪快にすすって喉越しで味わううどんも美味いが、ハフハフ、ふーふー、あ~アチい、とか言いながら食べるうどんもまた美味い。これで風邪が治るなら安いもの。鍋焼きうどんのパワーで師走を乗り切ろう。

 

***** 2014/12/01 *****

 

 

 

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