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2014年12月31日 (水)

そして2015年へ

川島正行調教師が亡くなって初めての東京2歳優駿牝馬を迎えた。この10年間で4度の優勝を誇る名伯楽の不在は、このレース初となる他地区からの優勝馬誕生を予感させる。

Juel 

注目はグランダムジャパン2歳シリーズでトップを走る愛知のジュエルクイーン(※上写真)。このレースで4着以内を確保すれば、他の馬の着順に関係なくチャンピオンの座が確定するが、地方限定2歳戦としては最高額の1着賞金2000万円という舞台で着狙いなどに走るはずもあるまい。

Miracle 

北海道からはミラクルフラワー(※上写真)とユヅルノオンガエシ(※下写真)の重賞ウイナー2頭が参戦してきた。特にユヅルノオンガエシは田中淳司調教師と吉原寛人騎手のタッグ。両者に縁のあるハッピースプリントばりの快走をつい期待してしまう。

Yuzuru 

迎え撃つ南関東勢はローレル賞勝ち馬のララベルが筆頭格か。社台オーナーズの2歳勢の中では、現時点でもっとも高い評価を得ている一頭。だが、あろうことか16番枠を引いてしまった。大井のマイルは中山芝2500mにも匹敵する外枠不利コース。だが、決まってしまったものは仕方ない。先々に向けて底力が試される。

ところがレースでは好スタートから3番手につけて1コーナーを回る積極的な競馬ぶり。道中は馬場の外々を追走し、4コーナーで押し出されるように先頭に立つと、ゴール前では内から強襲したティーズアライズの追い込みをハナ差凌ぎ切った。着差以上の強さ。見事な優勝と言うほかはない。

Lala1 

パドックでも口取りでも落ち着き払っていて、2歳牝馬らしからぬおっとりした性格であるのに、2戦続けてハナクビの接戦を制する勝負根性を発揮するのだから驚く。レースが始まればまるで別馬である。7月の新馬戦を勝った時に「来年のクラシックを意識させる逸材」とここで書いたが、どうやら「意識させる」程度には納まらない逸材のようだ。

Lala2 

数時間後に迫った2015年は真島大輔騎手にとって、大きな飛躍の年となるかもしれない。いや、飛躍の年にしなければならない。真島騎手も15年目。いつまでも南関東リーディングの3、4番手で、年間に重賞を一つ二つ勝つ程度の騎手でいてもらっては困るのである。いや、「なんでお前が困るんだよ!」というご指摘があるのも重々承知。その理由を説明し始めると年を越してしまう。なので、また別の機会に。

Ooi 

今年も大晦日に大井にいられたことを感謝しつつ2014年は暮れてゆく。

それでは皆様、良いお年を。

 

***** 2014/12/31 *****

 

 

 

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