« ターコイズS(OP) | トップページ | パークウインズの客 »

2014年12月 6日 (土)

キャピタルS(OP)

先週日曜の9RはJC開催週恒例のキャピタルS。ゴール直前で6頭が横に並ぶ展開に、10万人を超えるスタンドは大いに沸いた。

Capital 

今年のキャピタルSが盛り上がったのは、出走メンバーが豪華だったせいもある。GⅢ馬2頭、GⅡ馬2頭に加え、なんとGⅠ馬リアルインパクトまでが参戦してきた。一介のオープン特別に古馬GⅠの優勝馬が出走してくることは珍しい。一週前には適鞍のマイルCSもあった。だが、敢えてここに挑んできたのは、やはりそれなりの事情があってのことであろう。周囲とそんな話をするうち、懐かしい時代に話題が及んだ。

昔は「オープン」というレースがあった。すなわち収得賞金上の制限がない平場戦である。そこにタイトルホースが稀に出走してきた。と言っても賞金は安いから、メイチの勝負ではない。狙ったレースまでの間隔が空き過ぎる場合であったり、ハッキリと調教替わりと分かる場合もあった。そこにもやはり「事情」はあったのである。

ただ普通に出走すれば、相当量の斤量を背負わされかねない。だが「平場戦」というところがミソである。見習い騎手を起用することで、減量特典にあやかることができるわけだ。

若手騎手たちにとっても、それは貴重な体験だった。調教でもなかなか乗ることができない一流馬の背中の感触を味わうことができる。しかも実戦で、である。それを「騎手人生の誇り」と言った元騎手もいた。トウショウボーイは5歳秋(当時表記)にオープンに出走。当時見習いの黛幸弘騎手を背に、芝1600mを1分33秒6のレコードタイムで圧勝している。

最近では短期免許で来日する外国人騎手が後を絶たない。デムーロやルメールに至っては、来年から日本でフル参戦する可能性すらある。現代の若手騎手が一流馬に触れる機会は減る一方だ。見習い騎手限定レースに一流馬が出走してくるとは考えにくい。現在は平場に限られる減量特典の幅を広げることはできないだろうか。

Impact2 

リアルインパクトは新馬戦を勝ってから前走まで、22戦連続で重賞レースばかりを使われてきた。6歳秋にして初の「特別戦」出走である。初めて聞くファンファーレの音色に戸惑ったのか、結果は6着。GⅠホースとすればオープン特別で掲示板にも載れなかったことを恥じるべきだが、決して順調とは言えなかったここまでの調整過程を思えば上々であろう。そう割り切れるのもオープン特別の良さ。なんとなく昨日の話の続きみたいになった。よもやキャピタルSまで重賞に格上げされることはあるまいな。

 

***** 2014/12/06 *****

 

 

 

|

« ターコイズS(OP) | トップページ | パークウインズの客 »

競馬」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« ターコイズS(OP) | トップページ | パークウインズの客 »