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2014年11月21日 (金)

2400mの東スポ杯

今週末のJRAは3日連続開催。最終日には、将来性豊かな2歳馬が集結し、GⅠへの試金石とも言われる東京スポーツ杯2歳Sが予定されている。

King 

それまでの府中3歳Sに「東京スポーツ」の名が冠されたのは1997年のこと。その最初の年がキングヘイローとマイネルラヴのワンツーフィニッシュだった。翌年の優勝馬はアドマイヤコジーンである。昨年まで17回行われた東スポ杯の1・2着馬から10頭のGⅠ馬を輩出していると思えば、ここである程度の力量は見定めておきたい。

Adimire 

ところで、96年以前にも「東京スポーツ杯」が行われていたことを覚えていらっしゃるだろうか。秋の東京の芝2400mで行われていた古馬オープンハンデ戦。92年にはセントライト記念でライスシャワーを破ったばかりのレガシーワールドが出走したことも。トップハンデを背負いながらも、セン馬ゆえに菊花賞に出ることを許されぬ鬱憤を晴らす激走で古馬を蹴散らした。

だが、古馬2400mの東京スポーツ杯の勝ち馬を見渡したところで、レガシーワールド以外にGⅠのタイトルに手が届いた馬はいない。むしろかつての東スポ杯は、“オープン大将”が輝くことのできる希少な舞台だった。そういう意味でも、現在の東スポ杯とは大きく立場が異なる。

Tousupo 

写真はカミノマジックが勝った95年の東スポ杯。彼もまた、オープン特別2勝の実績を誇りながら、重賞となると(0,0,5,17)といま一歩足りなかった一頭である。ただ、エメラルドSでステージチャンプを破った時の勝ち時計2分30秒4は、今も破られぬ阪神芝2500mのレコードタイム。馬場改修により芝2500mという距離設定がなくなってしまったことを考えれば、この記録は不滅かもしれない。たとえ重賞タイトルを持たなくても、旧阪神競馬場の記録とともにカミノマジックの名前は残るのである。

 

***** 2014/11/22 *****

 

 

 

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