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2014年10月13日 (月)

死亡説

窓の外に目をやると、雨、風ともに強くなってきた。関東地方に台風19号が近づきつつある。

今日は丸一日自宅で過ごした。台風のせいではない。昨日がハードな一日だったので、今日は体力回復を優先した。最近はずっとこんな生活が続いている。そしたら午後3時くらいになって競馬仲間からメールが届いた。その文面が「大丈夫か?」である。言葉の意味が理解できないので「なにが?」と返信すると、「お前が競馬場に来ないなんて、病気以外有り得ないだろ」と返ってきた。

疲れてはいるが、体調に問題があるわけではない。それでも世間の一部は、私が東京競馬場に姿を現さないと病気だと思うらしい。あろうことか「死亡説」も流れたそうだ。顧みれば7月5日の福島初日以来、なんと14週間に渡ってJRA競馬場に足を運んでいないのである。記憶を遡っても、今世紀初の出来事に違いない。

なにせ、「もうすぐ産まれそう」と身重の妻から連絡を受けていながらスペシャルウィークのジャパンカップを優先し、母親が他界した2日後には東京競馬場で「そのままぁっ!」と声を張り上げていた私のことである。今年は新潟開催が長かったとはいえ、3か月余りもの不在はこれまでになかった。これでは死んだと思われも不思議はない。

Jc 

実は土曜日にちょっとだけ東京競馬場に入ってはみたのだが、時間もなかったので、ラチ沿いでひと鞍見ただけですぐに引き揚げてしまった。せめて行きつけのコーヒーショップにでも顔を出していれば、こんな騒ぎにはならなかったと反省している。まあ、情けない話だけど。

そう、私が競馬場に行けないのは「悲しい」でも、「辛い」でもなく、もはや「情けない」のである。しかも毎日王冠の当日に私がいた場所は、まさに東京競馬場とは目と鼻の先にあるとあるビル。耳を澄ませばスタンドの歓声も聞こえてきそうな場所に身を置き、「ああ、今あそこで毎日王冠が行われているんだな」と思えば情けなさもいや増す。

情けなさが募ればTV中継も見たくない。自分がその場にいないのに盛り上がっている競馬場の雰囲気が、どことなく癪に障るのである。これではレースの印象など残るはずもない。それが次のレースへの興味をも失わせてゆく。悪循環である。

長く競馬をやっていると、いつの間にか姿を消してしまう人がいる。その原因は健康的な理由か、そうでなければ経済的な理由であろうと勝手に理解していた。つまり病気かパンクである。しかし、今の私のような境遇も案外理由のひとつではないか。そう思うと今週は無理してでも東京競馬場に顔を出した方が良いような気がしてきた。

だが、「体力温存」と称し、ひたすら家でゴロゴロしていたおかげで、一時は落ちかけたはずの体重も再び上昇傾向にある。「死亡説」は誤りであるとしても「脂肪説」を否定することは難しいかもしれない。

 

***** 2014/10/13 *****

 

 

 

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