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2014年10月12日 (日)

台風と競馬

台風19号が近づきつつある。

明日は京都で京都大賞典、東京では東京ハイジャンプが行われるが、心配なのは前者だ。これを書いている時点の予報では、台風が近畿地方に最接近するのは明日の夜に入ってからの見込みだが、帰宅の足や馬の輸送のことも考えれば決して楽観視はできまい。

1951年9月26日。迫りくる台風15号を気にしながら、京都競馬場はそれでも開催に踏み切った。その台風が、のちに死者不明5000人という戦後最悪の気象災害をもたらした「伊勢湾台風」と分かれば、即刻中止にしていたかもしれない。だが、当時はそれを知るに足る情報がそもそもなかった。

風速10m以上の嵐が吹き荒れたその日の入場者数は、1923人と記録されている。障害レースでは落馬や逸走が相次ぎ、当時の枠連レコードとなる高配当が飛び出したのもこの日である。そんな馬券を取ることができたのなら、嵐のなか行ったかいもあろう。熱心なファンは多少の風雨には動じない。むしろ「天気が荒れるとレースも荒れる」と穴狙いの客が増えるという説もある。それがまた厄介でもある。

今回の台風19号の関東への影響が懸念されるのは明日よりも明後日。JRA開催はないが川崎が開催中である。スパーキングレディーカップが台風のために順延されたのは2002年のことだったか。たったこの一件だけでも「川崎は台風に泣かされる」という印象が、私にはどうも拭えない。

Kawasaki 

だが、川崎競馬が台風に泣かされるのは間違いない事実。多摩川の河川敷にある調教トラックは、台風直撃のたびに冠水して使用不能となる。水が引いたあとも、ゴミや流木を拾い集め、コースの砂を入れ替えるなどの作業を厩舎関係者が総出で行わなければならない。競馬開催なら休みにすることができるが、調教は簡単に休みにするわけにはいかないのである。台風の影響が最小限に留まることを祈るばかりだ。

 

***** 2014/10/12 *****

 

 

 

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