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2014年10月 5日 (日)

6場GⅠ制覇

今年のスプリンターズSは2002年以来12年ぶりに新潟競馬場で行われた。

12年前のスプリンターズS当日、新潟駅から競馬場までの道路が絶望的な渋滞に陥ったことは、今も関係者の間で語り草となっている。史上初めて新潟で行われるGⅠに加え、改装後の新潟競馬場にあの武豊が初見参。朝の時点で既に伝説は始まっていたと言って良い。なにせタクシーを降りて歩いて競馬場を目指したファンもいたほどだ。

あの日武豊は5勝の大活躍。しかも、最後はビリーヴでスプリンターズSを勝ってみせたから恐れ入る。このあたりが武豊が超一流たる所以であろう。伝説の一日は伝説的な勝利で幕が下りた。

Snow 

あれから12年。スノードラゴンの豪脚に言葉を失った向きも少なくあるまい。思えば12年前のこのレースでビリーヴに半馬身及ばなかったアドマイヤコジーンの産駒。放送席には12年前に涙をのんだ後藤浩輝騎手の姿。勘の良い貴兄なら買えたであろうか。それにしても芝の初勝利が古馬GⅠというケースも珍しい。芝では追走に苦労するイメージある同馬を、巧みに導いた大野拓弥騎手の手綱捌きも光った。

グレード制が導入された1984年以降、JRAのGⅠレースが開催されたのは中山、東京、中京、京都、阪神、そして新潟の6競馬場しかないが、この6競馬場すべてでGⅠ優勝を果たしているのは武豊騎手のみ。岩田、池添、福永、蛯名、四位、藤田らが新潟を除く5場でのGⅠ勝ちがあり、今回は岩田、池添、蛯名の3騎手が武豊に続く記録を狙ったが、岩田騎手の2着が最高だった。

この次に新潟でGⅠが行われるのは、何年先になるかは分からない。それを思えば、武豊に続く「6場GⅠ制覇」達成のチャンスは大野騎手が握っているとも言える。

 

***** 2014/10/5 *****

 

 

 

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