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2014年8月29日 (金)

アフター5スター賞

ちょいと遅くなってしまったが、おとといのアフター5スター賞の話。

ゴーディーの逃げ脚は直線に向いても衰えるところがない。これは逃げ切り濃厚か。しかし、サトノタイガーも外からしぶとく脚を伸ばしてくる。ジリジリと差を詰めて鼻面を合せたところがゴール。さあ、どっちだ!?

After5 

大方のカメラマンは「内が優勢」とゴーディーを狙ったが、写真判定は僅かの差でサトノタイガーに軍配を上げた。たとえハナ差の勝負でもカメラマンの目はたいてい正しい。そんなプロの目さえも覆すほどの敗戦だから、ゴーディーの的場文男騎手の悔しがりようはなまなかではなかった。レースのリプレイに見入って、なかなか検量室から出てこない。「ハナはハナでも相当ちっちゃなハナ」。その一言に悔しさが凝縮している。

さて、勝ったサトノタイガーは言わずとしれた浦和・小久保智厩舎の所属馬。先週のスパーキングサマーカップに続き、小久保師は重賞2連勝を果たした。この日の大井は最終レースも小久保厩舎のワンツー決着で、今年85勝目。3年連続の100勝超えは、もはや時間の問題だ。

小久保調教師は2005年の開業。それ以前は、岡部盛雄厩舎、浜村恵厩舎、村田貴広厩舎と渡り歩き、それぞれの調教師から馬の仕上げを叩き込まれてきた。さらにケンタッキーに渡って調教技術を学び、ニューマーケットにも足を運んでいる。その一方で、国内地方競馬の調教師にも目を向け、名古屋の角田輝也厩舎に転がり込んだこともあった。この貪欲さが現在の勝利数に結実しているのであろう。

「JRAのGⅠを勝ち、ゆくゆくは海外のレースにも挑戦したい」という小久保師の言葉は、道営でハッピースプリントなどを手掛けた田中淳司調教師のそれに似る。奇しくも二人は同級生。世界を見据える若きトレーナーは、地方競馬をメジャーにするために欠かせぬ存在だ。

ところで、アフター5スター賞のゴール入線直後の写真をあらためて見直したら、サトノタイガーの吉原騎手が、控えめながらカメラ目線をしていることに気が付いた。10センチにも満たない差とはいえ、本人はしっかり勝ちを確信していたのだろう。

Yoshihara 

 

 

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