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2014年7月20日 (日)

水天宮と有馬記念

諸事情あって、もうしばらくすると都心から(「東京から」ではない)離れた日々を過ごすことになりそうなので、今のうちに行けるところには行って、食べられるものは食べておこうと、暑さをものともせずセッセと出歩いている。

午前中に時間ができた今日は水天宮に行ってみたのだが、残念ながら本宮は再来年までの予定で改装工事中。そのため明治座前に仮宮が設置されていた。

Suiten 

工事中の本宮から新大橋通りを挟んだ向かいに暖簾を掲げる『谷や』は、東京では十指にも入ろうかという讃岐うどんの名店。日曜だと言うのに、開店の11時には10人以上のお客が列をなしている。

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どうにか入店を果たして釜玉を注文。きりりとエッジの立ったラインに、つやつやと輝く表面のうどんは、食べるのが惜しいほどの美しさ。だが、いつまでもうっとり眺めているわけにもいかない。噛んだ歯をクンと押し返す官能的な弾力。釜玉特有のモチモチした食感。そして、立ち上る小麦の甘い香り。これなら、行列ができるのも仕方あるまい。

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店内にはお腹の大きな妊婦の姿も見えた。実は水天宮の総本宮は福岡県久留米市にある。もともとは壇ノ浦の戦いで、8歳で海に身を沈めた安徳天皇とその一族の霊を慰める「水難よけ」の神様だったが、江戸から漁業が消えてしまった今では「安産」の神様としての信仰が厚い。件の妊婦も安産祈願に来たのであろう。

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その水天宮の神職を務める有馬頼央氏は、かつての久留米藩主・有馬頼徳の末裔のひとり。だが、競馬ファンにとって馴染み深いのは、頼央氏の祖父であろう。中央競馬会の2代目理事長にして、暮れのビッグレース「有馬記念」にその名を残す有馬頼寧氏である。

水天宮の御利益は競馬とは無縁だろうが、実は同じ境内には弁財天も祀られている。こちらは金運の神様。有馬記念の前に両方を参拝するというのは、案外悪くないかもしれない。

 

 

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