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2014年6月 3日 (火)

キンカメ時代到来の予感

東京6Rをクラリティシチーが勝つなど、一昨日は東京と京都でキングカメハメハ産駒が3勝をマーク。今年の勝ち星を84とするとともに、JRA通算勝利数を968勝にまで伸ばした。

City 

1000勝の大台まであと32勝。このペースだと7月中にも達成する公算が大きい。2008年7月の福島でスガノメダリストがあげた記念すべき初勝利からちょうど6年。そうなればサンデーサイレンスの記録(6年10か月)をも上回ることになる。それに次ぐ記録はノーザンテーストの12年だから、この記録がいかに凄いものかお分かりいただけるだろうか。

先週、ベルシャザールの引退、種牡馬入りが発表された。右後肢浅趾屈腱離脱とは珍しい。じん帯の一部が切れ、固定力をなくして腱がずれてしまう症状だそうだ。社台スタリオンステーションでの繋養が決定しているという。

GⅠ実績がダートに限られながら、社台スタリオンステーションで種牡馬入りした馬となると、ゴールドアリュール、スマートファルコン、そしてヴァーミリアン(現在はブリーダーズSSに繋養)の名前が挙がるが、彼らはいずれも数多くのGⅠタイトルを獲得していた。対して、ベルシャザールのGⅠタイトルはJCダートひとつのみ。GⅠレースが溢れるダート路線を考えれば、特筆すべき成績とは言えない。

となれば、やはりキングカメハメハ直子という血統的需要を当て込んでのものか。社台SSには既にルーラーシップとロードカナロアの2頭がスタッドインしているが、2頭とも人気は上々。オーバーワークを避ける意味でも、キンカメの層を厚くしておきたいのかもしれない。

ルーラーシップとロードカナロアとも、サンデーサイレンスの血が入っていない。既に種牡馬となっているハタノヴァンクールも、いずれ種牡馬となるであろうホッコータルマエも同様。冒頭に書いたように、キングカメハメハ産駒はサンデーサイレンスを上回るペースで勝ち星を積み重ねており、重賞での活躍も目覚ましいものがあるが、意外にもGⅠを勝つくらいの超A級産駒にはサンデーサイレンスの血が含まれていないケースが多いのである。3冠牝馬アパパネもそのクチだ。となれば、ベルシャザールに流れるサンデーサイレンスの血に、逆にニーズが生まれても不思議ではない。

Bersha 

いずれにせよ、キングカメハメハの父系はますますの拡大を予感させる。サンデーサイレンス系との2強を形成するのか、あるいはサンデーサイレンス系がその勢力を拡大しすぎたあまりに没落するのか。ルーラーシップ、ロードカナロアの産駒がデビューする2、3年先の勢力図が今から気になって仕方ない。

 

 

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