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2014年6月24日 (火)

ファスリエフ期待の星

雨が上がった大井競馬場では第4回優駿スプリントが行われる。

Ooi 

5頭のサウスヴィグラス産駒が参戦し、結果サウスヴィグラス産駒のワンツーフィニッシュで決着した昨年は、このブログで「サウスヴィグラス祭り」として取り上げた記憶があるが、今年はさらに増えて6頭のサウスヴィグラス産駒が出馬表に名を連ねた。

となれば、今年はさしずめ「サウスヴィグラス大祭」か。だが、それに待ったをかけそうなのが、ファスリエフ産駒のアピア。デビュー以来7戦6勝。唯一の敗戦はマイル戦で、しかもスマイルピースの2着と思えば、むしろ凄味が増す。4馬身千切ったトライアルの内容からすれば単勝1.1倍も仕方あるまい。

結果はここでも4馬身差の圧勝。創設4年目にして初めて牡馬が優勝を果たした。

Apia 

父のファスリエフは、デビューから5連勝で欧州最優秀2歳牡馬に輝いた早熟のスプリンター。2000年にクールモアスタッドで種牡馬入りすると、初年度産駒が34頭勝ち上がり、エンドスウィープに並ぶ世界記録を達成している。

我が国では08年から供用されたが、残念ながら昨年7月に横隔膜ヘルニアで命を落としてしまった。JRA重賞やダートグレードレースを勝った産駒はまだいないから、アピアにかかる期待は当然ながら大きい。

陣営によれば、夏は休みに充てるとのこと。当然秋の飛躍が期待されるところだが、同時に賞金的な心配や、血統的な成長力への不安も募る。せっかく重賞を勝っても、ちょっと休んだだけでB級からコツコツとやり直しを強いられ、いつの間にか輝きを失ってしまう―――そんなケースを嫌というほど見てきただけに、そうはならぬことを願ってやまない。

 

 

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