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2014年6月 4日 (水)

3冠の予感

東京ダービーは、ハッピースプリントが圧倒的な強さで羽田盃に続く2冠を制した。全日本2歳優駿の勝ち馬がダービーを勝つのは、もはや伝説になったトーシンブリザード以来のこととなる。

Happy1 

「もう一戦あるので、しっかり準備したい」

ダービーを取った直後だというのに、調教師は早くもJRAとの決戦・ジャパンダートダービー(JDD)への意欲を口にした。1999年のレース創設以来、昨年まで15回行われたJDDは、JRA11勝に対し、南関東は4勝に留まる。ホームの利を考えれば不甲斐無いのか、あるいは意外と健闘していると捉えるべきか。意見は分かれそうだ。

だが、いずれにせよ今年はチャンスであろう。なにせ、今年に入ってJRAのダート3歳オープン戦は例年より多い6鞍が既に行われているのだが、その多くで伏兵馬が勝利しているのである。

 ヒヤシンスS エキマエ(12番人気)
 昇竜S コーンベリー(9番人気)
 伏流S ランウェイワルツ(8番人気)
 端午S メイショウバワーズ(7番人気)
 青竜S ノースショアビーチ(7番人気)
 鳳雛S カゼノコ(2番人気)

波乱の連続は強力なエースの不在を裏付けるものであろう。むろんユニコーンSが終わってみなければ、JRAの勢力図は描けないという意見もあろうが、そのユニコーンSも今年は昨年より一週遅い6月22日の実施。7月9日のJDDに出るには、中16日という強行日程を強いられる。今年はカレンダーまでもがハッピースプリントに味方しているように思えてならない。

Happy2 

さらに、東京ダービーのレース前には「二冠馬のジャパンダートダービー競走出走における騎手の取扱いについて」というリリースが発表された。

「羽田盃・東京ダービーの両競走に勝利した馬(以下「二冠馬」)が出走する場合、その両競走において二冠馬に騎乗していた他地区地方競馬所属騎手は、大井競馬番組「南関東4競馬場に他地区地方競馬所属騎手の交流騎乗について」の規定に拘らず、その二冠馬に限り騎乗できる。
ただし、当日は当該競走以外は騎乗できない。なお、原料騎手の負担重量軽減は行わない。」

要するにJRAが2003年にミルコ・デムーロに与えた菊花賞騎乗特例と同じこと。ネオユニヴァースは残念ながら3冠に手は届かなかったが、ハッピースプリントの3冠達成はあの時より現実味を帯びているように感じる。7月9日は大井に足を運んで、歴史的瞬間の目撃者となろう。

 

 

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コメント

どんな舞台でも三冠挑戦と聞くと胸躍りますね!
ところでハッピースプリントの活躍で知った父の『アッミラーレ』とはどのような馬だったのでしょうか?もしご存知でしたら店主様のアッミラーレの印象を教えていただければ幸いです。

投稿: ヘイケン | 2014年6月 7日 (土) 22時07分

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