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2014年6月22日 (日)

オルフェーヴルの振り幅

種牡馬オルフェーヴルです。

Orfe2  

体つきを見る限りまだまだ競走馬だが、そこは「1年生」なのだから当然。父ステイゴールドや全兄ドリームジャーニーと違って雄大な馬格を誇る彼なら、種牡馬らしい身体つきになるまでにそれほどの時間はかかるまい。

レース後に騎手を振り落したり、レース中に走るのをやめようとしたことなどから、「気性が荒い」とか「性格が幼い」などと評された彼だが、スタリオンの関係者によれば「種牡馬としては普通」だという。

ちょっと意外な言葉だったが、そのあとに彼はこう続けた。「ただ、振り幅が極端に大きいですけどね」。

つまりこういうことだ。例えば、引かれて歩いている時、前方に何か気になるものを見つけたとする。するとたいていの馬は立ち止まる。中には2~3歩後ずさりする馬もいる。ところがオルフェーヴルは、ずーーーーーーーーーーっと後ずさりを続けるんだそうだ。どんどんどんどん後ろに進んで、引手が引っ張っても止まろうとしない。これはたいへんだ。

つまり「気が済むレベル」が他の馬とちょっと違うのである。それが「振り幅が大きい」の意味。オルフェーヴルが残した数々の逸話を思い返すに、なるほどそういえば!……と頷かされる部分もある。

規格外の強さを誇った彼なら、規格外の性格を備えていたとしても、もはや驚く必要もなかろう。日本国内で大事に育まれた血統が3冠を取り、2年続けて凱旋門賞を2着した。これは日本競馬のひとつの勝利である。だが、この血統が種牡馬として成功を納めることがなければ、完全勝利とは言えない。そういう意味でもオルフェーヴルには大きな期待がかかる。

Orfe1 

ディープインパクトとキングカメハメハの牙城は堅いが、種牡馬としても規格外の活躍を見せてほしい。

 

 

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