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2014年6月25日 (水)

歓声の続き

歓声と悲鳴、そしてため息が交錯した早朝のFIFAワールドカップ・コロンビア戦から13時間後の大井競馬場。この夜に行われた第37回帝王賞も、歓声と悲鳴とため息とがいっぺんに湧き起こる複雑な一戦となった。

歓声の主役は優勝したワンダーアキュート。大井2000mのGⅠ戦には、これまで6度挑戦して(0,2,2,2)とあと一歩及ばず。しかし今宵は、これまでに溜まった鬱憤を晴らすかのような素晴らしい末脚だった。

Wonder  

帝王賞で8歳馬の優勝は初めて。思えばお兄さんのワンダースピードも、8歳12月の名古屋グランプリを勝っている。今日の競馬を見る限り、ワンダーアキュートもまだまだタフに活躍できそうだ。

Kopa  

ため息の主は、圧倒的1番人気に推されながら2着に敗れたコパノリッキーを買ったファンたち。敗因は距離か、あるいはこの不良馬場か。いや、ひょっとしたら、今日はオーナーが鶏肉を食べるのを忘れたのかもしれない。気になって『東京ロティサリー』の周辺をウロウロしていたのだが、それらしき人物は見当たらなかった。

とはいえ、同じくゴールドアリュールを父に持つスマートファルコンも、初めて挑戦した帝王賞では6着に敗れている。しかし、そこからGⅠを6勝もしてみせたのだから、少なくともコパノリッキー陣営がこの結果にため息をつく必要はまったくない。今回はワンダーアキュートにとって、その豊富なキャリアを生かせるレース展開になったということだろう。

むしろため息をつくべきは、またしても大一番で起きてしまったシステム障害についてだ。地方競馬情報サイトおよび楽天競馬サイトにおけるオッズの数値が更新されない状況に陥ってしまったのである。実力伯仲のメンバーからすれば、オッズの動向を気にしながら購入したいという向きも多かったはず。JBC当日にSPATが障害を起こしたり、ダイオライト記念当日に映像配信が止まったりと、ここぞという場面でのシステム障害連発は興醒めも甚だしい。関係者でなくとも、ため息が出る。

Raijin  

そして最後に悲鳴。むろん直線で競走を中止したオオエライジンに向けられたものだ。左前球節部完全脱臼で予後不良とされた。色々なことがありながら、ようやくかつての輝きを取り戻しつつあったというのに……なんとも言葉がない。

 

 

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コメント


オオエライジンの最後のお写真、ありがとうございました
m(_ _)m。

投稿: さっさん | 2014年6月26日 (木) 11時08分

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