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2014年6月23日 (月)

馬のことを言う前に

土曜日、追分ファームを歩いていると、背後から「太ったんでないかい?」と言われてしまった。

「いやあ、2年ぶりですから。はっはっは」

と笑ってごまかしたが、ここ数週間ダイエットに励む身ゆえ正直ビクッとした。だが、その馬主氏とお会いするのが2年ぶりなのは間違いない。この1か月間ではいくらか痩せたはずなのだが、2年前に比べればやはり太いということか。

すると今度は、誰かに突然下腹の贅肉をむんずと掴まれたではないか。わわっ! いったい誰だ!?

「おい、腹出過ぎだぞ」

見れば作家の吉川良氏。「いや、先生。最近は身の痩せる思いでダイエットを……」と言おうと思ったが、ハッと思いとどまった。いや、待てよ。吉川氏とはダービーでも安田記念でも顔を合わせたはず。あれ? おかしいな? 痩せたのは「身」ではなく、「思い」だけだったのかもしれない。

それでむかっ腹を立てて翌朝の朝食会場で食欲大爆発。いや、そもそも『ホテルウイング苫小牧』の朝食の充実ぶりが半端じゃないのがいけなかった。そのインパクトは「オリエンタルアートの13」にも匹敵する。白飯だけではく苫小牧名産の「ホッキご飯」が選べるのも旅行者には嬉しい。やむを得ず(?)1か月ぶりに大盛り解禁。いやあ、食った食った。

Hokki 

その後、ノーザンファームと早来ファームで1歳馬168頭をチェック。それで馬をジロジロ眺めて、「大きい」だの、「小さい」だの、「トモが寂しい」だの、「腹が出過ぎ」だのと文句をつけることが、なんだか恥ずかしくなってきた。馬にしてみれば、こんな腹の出た奴に言われる筋合いはあるまい。私の選ぶ馬がことごとく走らないのは、実はそんなところに理由がある気さえする。体型にケチをつけるようになるためには、まずオノレの体型を見直せ! 1歳馬たちのつぶらな瞳が、そう訴えかけているような気がしてきた。

Orientalart 

写真はオリエンタルアートの13。ステイゴールドとの配合を重ねて、初めて牝馬の誕生を見た。腰高なその姿は、遥かなる成長の余地があることをうかがわせる。

 

 

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