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2014年6月27日 (金)

ワールドカップイヤー

サッカーボーイ、ハットトリック、ペルーサ、そして先日急逝したコディーノ。サッカーにちなむ名を持つ活躍馬は少なくない。この時季特に思い出されるのは、ずばりその名もワールドカップ。父アンバーシャダイ、母トウコウキャロル、その父ホスピタリティという血統の牡馬で、1998年の南武特別など3勝を挙げた一頭だ。

Wcup 

この南武特別が行われる前日、オーナーの渡辺隆氏はスワンSに出走する愛馬サントスを応援するため京都競馬場を訪れていた。だが結果は勝ち馬から3秒以上も離されたシンガリ負け。落ち込んで帰京する新幹線の中で、偶然にも横浜マリノスの井原選手と乗り合わせたという。

井原選手といえば、この年の6月に行われたサッカーワールドカップ・フランス大会で日本代表の主将を務めたばかり。慶応大学サッカー部出身で、サッカーに精通するオーナーにしてみれば、これほどの吉兆はなかなかあるまい。井原選手に「明日は頑張ってください」と激励され、気を良くして臨んだ翌日の東京8R南武特別をワールドカップで勝っただけでなく、その日のメインレースをワールドカップの兄・オフサイドトラップが勝ってしまう栄誉にも恵まれた。そのメインレースとは、言うまでもなく第118回天皇賞である。

Trap 

サッカーワールドカップと言えば、気になるデータがひとつ。

実は、グレード制導入後のワールドカップ開催年は、例外なく4歳馬が宝塚記念を制しているのである。その連勝記録は現在「7」にまで伸びている。

 1986 パーシャンボーイ
 1990 オサイチジョージ
 1994 ビワハヤヒデ
 1998 サイレンススズカ
 2002 ダンツフレーム
 2006 ディープインパクト
 2010 ナカヤマフェスタ

もともと4歳馬が強いレースだから、騒ぎ立てるほどではないのかもしれない。だが、今年の出走予定馬を見れば、4歳馬はデニムアンドルビー、フェイムゲーム、そしてメイショウマンボの3頭。だれが勝っても波乱は間違いない。ワールドカップのジンクスに期待してみようか。

 

 

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