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2014年5月23日 (金)

金沢へ

JRAのリリースよると、2011年の中山金杯(GⅢ)と中日新聞杯(GⅢ)に優勝したコスモファントム号(牡7歳 栗東・宮徹厩舎)が、5月22日(木)付けで競走馬登録を抹消された。今後は金沢大学で乗馬となる予定だという。

公式なリリースとしては、これで十分なのだろうけど、これでは「ハンデGⅢを2勝しただけ」というイメージを読者に植え付けかねない。老婆心ながら彼の活躍ぶりを補足させていただく。

ダートの未勝利戦を5馬身差で勝ち上がると、2歳秋の萩Sではのちのダービー馬エイシンフラッシュに3馬身余りの差をつけて圧勝している。その勝ち時計1分46秒7はタイレコード。強さだけでなく、芝ダートを問わない万能型であることも証明してみせた。続くラジオNIKKEI杯では、ヴィクトワールピサにクビだけ及ばず2着と敗れるも、ダノンシャンティやヒルノダムールには先着しているのだから立派。むろん、日本ダービー出走の栄誉にも恵まれている。3歳夏のジャパンダートダービーでは、マグニフィカの逃げを捉えることはできなかったとはいえ、ミラクルレジェンドらには先着してしっかり2着を確保した。

Cosmo  

近年でも屈指と呼ばれる2007年生まれ世代にあって、のちのGⅠホースたちと遜色のない実力を発揮していたのが、誰あろうこのコスモファントムなのである。

父のステファンゴットイーヴンは、2000年のドンハンデ(米GⅠ)の覇者だが、日本では馴染みが薄い。実際コスモファントム以外に日本国内で特筆すべき産駒はいないが、ステファンゴットイーヴンの半姉ドレミファバンブーは日本に輸入されており、その子キングバンブーは2011年の報知グランプリカップを勝っているから、あながち日本と縁がないわけでもない。

King  

ちなみにキングバンブーは、その後金沢に移籍した。むろん金沢大学ではなく金沢競馬場。8歳となった現在も元気いっぱいで、あさっての金沢最終レース「能登よさこい祭り特別」に出走を予定している。新天地・金沢での活躍を目指す2頭にエールを送ろう。

 

 

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