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2014年5月12日 (月)

ドリームジャーニーの挑戦

写真は先日生まれたばかりのドリームジャーニーの牝馬。彼女のお母さんはネオユニヴァース産駒だから、この仔はサンデーサイレンスの3×3という濃いクロスを持っている。

Dream  

2012年に種付け業務を開始したドリームジャーニーは、ステイゴールドにとって初の後継種牡馬であり、今年生まれた彼女たちは2世代目。産駒は総じて小ぶりだが、四肢のバランスが良く、柔軟な身体をしている馬が多いと評判は悪くない。

だが、今年は全弟のオルフェーヴルが満を持してスタッドイン。当然、弟の方が人気は高い。先行2年のアドバンテージを活かすには、これまでの2つの世代から活躍馬を出す必要がある。当初から予想されたこととはいえ、ドリームジャーニーにとっては厳しい春だ。

Dream2  

身体が小さいドリームジャーニーは、種付けの時に上手に牝馬に乗れないというハンデも抱えている。引退レース時の馬体重は概ね424キロ。種牡馬になった今も450キロ程度でしかない。

Dream3  

それでも何度も何度も繰り返し挑戦して、最近では上手に自分の仕事をこなすようになったそうだ。それなのに、肝心の受胎率が上がらない。そんな悩みは食べて解消すると言いたげに、まるで人が牛丼を掻き込むかのように、飼い葉を食い散らかす姿が印象的だ。このワイルドさは父ステイゴールド譲りでもある。

Dream4  

その小さな馬体も、荒いながらも実は負けず嫌いなその気性も、父ステイゴールドに似ているのはオルフェーヴルより、むしろドリームジャーニーの方であろう。だからチャンスはなくはない。オルフェーヴルの種付け料600万は成績を思えば安い方だが、それでもドリームジャーニーの4倍もする。それでサンデーサイレンスの3×3を作るような冒険はしにくいはず。ひょっとしたら、それが一発長打を生み出すかもしれない。ドリームジャーニーの挑戦はまだまだ続く。

 

 

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