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2014年5月21日 (水)

雨に泣く人、笑う馬

ヤンキース・田中将大投手の連勝記録がついに34でストップした。6回を投げてメジャーでの自己ワーストとなる4失点。3回裏、高めに浮いた球を痛打されたのは、突然降り始めた雨の影響もあったか。「ヤンキースの救世主」とまで言われたマー君でも、さすがにお天気には勝てない。

Dirt  

雨に泣く人がいれば、笑う馬もいる。今日の川崎マイラーズは日中に降り続いた雨のおかげで、水の浮く不良馬場。速いタイムの出る馬場を味方に、JRAから移籍3戦目のサトノタイガーがスイスイと逃げ切った。

Tiger  

勝ち時計1分38秒4は、川崎マイラーズのレースレコード。芝のマイルで1分33秒台の持ち時計があるサトノタイガーにとっては、どうというタイムではあるまい。一方、南関東生え抜きの、2着ソルテ、3着ロンドンアイ、4着スマートジョーカーの持ち時計は1分39秒台。今日の雨は彼らに味方しなかった。

サトノタイガー自身が雨好きかどうかは定かではないが、雨が好きな馬というのはたしかにいる。不良の皐月賞と重のダービーを勝ったクモノハナは、道悪になると動きが変わる雨馬の典型だった。ホッカイダイヤも10勝のうち良馬場は1回しかない。近年ではショウワモダンあたりがそうであろうし、サトノタイガーの半兄シャドウゲイトも雨の中山金杯を7馬身差で圧勝するなど、道悪をめっぽう得意としていた。

一方で雨を嫌がる馬もいる。たとえば2012年の白富士Sなどを勝ったヤングアットハート。厩舎関係者は、「一滴でも雨が体にかかると嫌がる。傘をさして走らせたい」とぼやいていた。なるほど彼の5勝はすべて良馬場で挙げたもの。調教タイムよりも天気予報が気になって仕方なかったという。

この話を聞いて、田中将大の大先輩にあたるベーブ・ルースが日米野球で来日した際、傘をさして外野を守ったというエピソードを思い出した。競馬では馬体重を落とすために合羽を着用して調教することはあるが、傘をさして走った馬となると、残念ながら私はまだその例を知らない。

 

 

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