« ダービー馬の春 | トップページ | 男の蕎麦 »

2014年4月30日 (水)

雨のしらさぎ賞

浦和競馬場内には一本の川が流れている。3~4コーナー中間付近から1~2コーナー中間付近に向けて馬場を貫くように流れるのは、一級河川・藤右衛門川。川の上空は雲の通り道にもなっているようで、周囲が降ってないのに浦和競馬場だけ雨が降っていることもしばしば。今日のように周囲でも雨が降っている日は、競馬場は局地的豪雨の様相を呈してくる。

Baba  

「これが明日だったら五月雨だな」という会話が、競馬場へのバスの中で聞こえてきた。今日で4月は終わり、明日から5月が始まる。日本の競馬ファンは季節感に敏感だ。だが、五月雨は旧暦5月の雨のこと。新暦では6月に相当するから、つまりは「梅雨」にほかならない。

この手の会話に厳密さを求めるのは野暮だが、敢えて言うなら「穀雨」であろう。ご存じ二十四節気のひとつ。ピンポイントでその節気が始まる日を指すこともあるが、次の節気が始まるまでの期間を呼んでもいい。4月5~19日が「清明」、4月20日~5月5日が「穀雨」で、5月6日以降が「立夏」となる。

「穀雨」と呼ぶにはいくぶん激しい雨の中で行われた第52回しらさぎ賞は、レッドクラウディアが逃げたショコラヴェリーヌをゴール寸前で差し切って優勝。南関東への転入後の初勝利を、見事重賞制覇で飾ってみせた。

Shirasagi  

水の浮く不良馬場。3か月余りの休み明けで17キロの馬体増。そして、彼女一頭だけが背負う58キロもの斤量。不安材料もこれだけ重なれば、逆に開き直れるとでもいうのだろうか。前走のブービー負けが信じられぬほど、見事なレースぶりだった。もともとこういう馬場が合うのかも知れないし、これぐらいの体重が本来の姿なのかも知れない。だが、58キロの斤量がプラスになるとは思えぬ。こうなるとメンバー全体のレベルも気になってくる。

個人的に注目したミヤサンキューティは、大外枠から果敢に先行するも、3コーナーを過ぎたあたりからずるずると後退してしまった。過去に一度だけ浦和を走った時も、ハナを切りながら4角手前で失速してしまったことを思い出す。ひょっとしたら、3~4コーナー中間にかかる藤右衛門川の橋を渡るのが嫌なのかも。走り慣れた大井で見直したい。

 

 

|

« ダービー馬の春 | トップページ | 男の蕎麦 »

競馬」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« ダービー馬の春 | トップページ | 男の蕎麦 »