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2014年4月20日 (日)

イスラコジーンの2011

2012年6月17日、社台グループ牧場ツアーの2日目。早来界隈は、朝から豪雨に見舞われていた。

Tour  

この日の目玉は「ビワハイジの2011」。牝馬ながらその募集価格は6千万円にも達する。だが、私の目当ては2千万円から3千万円。その予算に見合う数頭をあらかじめピックアップして、靴を濡らしながら放牧地を歩いた。その中の一頭に募集価格2400万円の「イスラコジーンの2011」が含まれていたのである。そう、今日の皐月賞を勝ったイスラボニータだ。

当時のツアーのしおりには、「イスラコジーンの2011」の実物を見た印象がメモ書きされている。

小 尻○ 毛色?

2年前のことなので詳しくは覚えていないが、「尻○」というのは、尻の形が良いということであろう。「毛色?」というのは何のことか分からん。雨に濡れて毛色に何か疑問を感じたのかもしれない。それよりも気になるのは、先頭に書き込んだ「小」の一文字。実馬をパッと見て、まず「小さい」という印象を強く受けたのであろう。

遅生まれ(5月21日生まれ)なのだから、小さくても仕方がない。だが、この時の私は「早期デビュー」を最大の選択基準にしていた。それで、これは難しいかな……と思ったに違いない。結果、違う馬に申し込んで、抽選で外れ、二次募集でさらに違う馬に申し込んだ。

最終的に出資した馬は、2歳7月にデビューを果たしたから、まあ「早期デビュー」という目標はおおむね達成できたと自負している。だが、JRAの新馬スタート翌日の6月2日の東京でデビュー勝ちを果たしたイスラボニータには敵わない。あの日、雨に打たれて、小さな身体をますます小さく見せていたイスラコジーンの2011が、1年も経たぬうちに勝ち上がり、重賞3連勝で皐月賞を勝つことになるとは……。私もつくづく見る目がない。

Isura  

やはり馬を見る時には想像力を駆使しなければならぬ。その時点の良し悪しではなく、その馬体から1年後、2年後を見通せなければ、豪雨に打たれてまで見る意味はないのだろう。間もなく社台から1歳馬の募集リストが届く。その中に2年後のクラシックホースを見つけることができるだろうか。

 

 

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コメント

コメントありがとうございます。

クラシックって馬の器の大きさではなく、成長の度合いを見極める、というか見届ける過程ですよね。ダービーまでに、また変わってくるのででしょう。馬券は難しくなるなぁcoldsweats01

投稿: 店主 | 2014年4月21日 (月) 07時25分


フジキセキの奇跡が起こりましたね
(^_^;)。

『士別れて三日なれば、刮目して相待すべし』とも申しますが、三日どころか二年も経てば、こんなに成長するんですね。毎年のことですが、この時季の3歳馬の成長には驚かせられます。

いい皐月賞でした。

投稿: さっさん | 2014年4月21日 (月) 05時26分

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