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2014年4月12日 (土)

湘南丼

ひそかに応援しているイタリアンネオがニュージーランドトロフィーに出走するので、とりあえずラッキーフードの鶏肉を食わねばと、中山への道すがら茅場町『鳥ふじ』に立ち寄った。

Torifuji  

知床鶏の透明感と玉子の濃いオレンジ色とのコントラストが見た目に眩しい。むろん味のハーモニーも絶妙。ギュッと噛み締めると広がる肉の旨味を、玉子がふんわり包んでくれる。これで運気アップは間違いあるまい。

だが、ニュージーランドトロフィーを勝ったのはショウナンカンプ産駒のショウナンアチーヴであった。写真判定の2着は、やはりショウナンカンプ産駒のショウナンワダチという親子丼決着。ちなみにイタリアンネオは6着。親子丼を食べた効果は、思わぬ形で結実してしまった。

Shonan  

父ショウナンカンプにとって、実はこれが初めての重賞タイトル。だが快挙はそれだけにとどまらない。テスコボーイからサクラユタカオー、サクラバクシンオーを経てショウナンカンプへと続くサイアーラインは日本が世界に誇る父系だが、その末端の世代に新たな重賞ウイナーが誕生したのである。栄枯盛衰が激しい種牡馬の世界にあって、奇跡的な出来事と言えなくもない。

スピード色の濃い種牡馬の系統は、次第に距離適性の幅を増し、中距離もこなし、時には長距離までその守備範囲を広げるものだ。ミスタープロスペクター系などはその典型であろう。だが、あまりに距離適性の幅を広げると、気づいた時には本来の持ち味であるスピード能力に陰りが表れ、あっと言う間に系統もろとも衰退してしまったりもする。

だが、このサクラバクシンオーからショウナンカンプへと続く父系は凄い。祖父テスコボーイから受け継いだスピード能力を、ショウナンアチーヴやショウナンワダチに余すところなく伝えている。

ニュージーランドトロフィーの勝ち時計1分33秒3は、古馬を含めても今年の中山の一番時計。ショウナンアチーヴ、ショウナンワダチの2頭は、文句なくNHKマイルCの有力候補となった。日本で育った最長の父系の行く末をこの2頭が握っていると思えば、今後の活躍ぶりから目が離せない。NHKマイルCで“ショウナン丼”の実現を夢見たい。それにしても「湘南丼」というと、腰越あたりの食堂のメニュー名みたいですね。

 

 

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