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2014年4月 3日 (木)

出世レースの勝ち馬として

昨夜行われた東京スプリント(JpnⅢ)は、5番手でじっくり脚をためたノーザンリバーが、直線で外に持ち出すと余裕たっぷりに抜け出して優勝。一昨年のこのレースの覇者セイクリムズンに3馬身もの差をつける圧勝で、重賞3勝目を挙げた。

River  

3歳春には皐月賞とダービーに出走した素質馬である。だが、ダービーに後に骨折が判明。2年近いブランクを経て昨春にカムバックしてからは、主にダートの短距離戦を使われてきた。昨年暮れのカペラSでダート重賞初勝利。そのレースでクビの2着が、高松宮記念でも2着したスノードラゴンであるから、そのレベルの高さは疑いようもない。

なのに私は「大井コースが初めてだし……」などと難癖をつけ、あろうことか単勝1.5倍の大本命に逆い、みすみす3連単万馬券を逃した。バカである。この馬券下手につける薬など、もはやあるまい。なにせ、2着セイクリムズンはもちろん、3着アルゴリズム(10番人気)もしっかり買っていたのだから。いや、アルゴリズムって、デビュー戦ではショウナンマイティを押さえて1番人気に押された素質馬なんですよ。なんて言ってみても、ノーザンリバーを買っていなければ何にもならない。

実は、個人的な注目はジェネラルグラントとセイントメモリーの地方2頭であった。ラブミーチャンとフジノウェーブが不在となった地方の短距離界で、中央に互して戦える能力を備えた地方馬はこの2頭しかいまい。だが、そんな淡い期待は、ノーザンリバーが繰り出した上がり35秒台の末脚の前に、実にあっさりと打ち砕かれた。

この日の大井は追い込みのきく馬場状態。レース後のジェネラルグラント陣営からは、この馬場と位置取りに敗因を求める声も聞かれたが、仮にジェネラルグラントとノーザンリバーの位置取りが逆になっていたとして、ジェネラルグラントにあれだけの脚が使えたかどうか。今後はトップスプリンターが持つ本物の“キレ”を身に着けたい。セイントメモリーは休み明けに加えて、陣営のトーンも上がらぬ6ハロン戦。コーナーふたつの競馬は見るからに辛そうだった。

ノーザンリバーの次走は優先出走権を得たかしわ記念であろうか。最近の勝ち星はスプリント戦に集中しているが、3歳時にはアーリントンCにも勝っている。アーリントンCと言えば、ジャスタウェイやコパノリチャードも勝った近年屈指の出世レース。ノーザンリバーにもこの2頭に匹敵するほどの大活躍を期待したい。

 

 

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