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2014年4月 6日 (日)

ノーザンテーストの血

GⅠ馬4頭の競演に沸いた産経大阪杯の陰に隠れてしまったが、中山のダービー卿チャレンジトロフィーにもアユサンとカレンブラックヒルのGⅠ馬2頭が参戦。ハンデGⅢ戦としては「豪華メンバー」と言えなくもない。レースはそのカレンブラックヒルが好枠を生かして先行すると、カオスモスとの競り合いを制して見事1着ゴール。一昨年の毎日王冠以来となる重賞3勝目を挙げ、GⅠホースの面目を保った。

Karen  

デビューから4戦無敗でNHKマイルCを制し、古馬との初対戦となった毎日王冠でジャスタウェイやエイシンフラッシュを一蹴して無傷の5連勝。だが、このあとから何かが微妙に噛み合わなくなった。天皇賞・秋で距離の壁にぶつかると、4歳初戦にはダートのフェブラリーSを選択し、あろうことかブービーに敗れてしまう。

さらに騎手を変えたり、控える競馬を試みたりと試行錯誤を繰り返すも、思うような結果は得られない。あっという間の6連敗。そのうち4度は2桁着順の大敗。だが、それでもファンは今日のレースでカレンブラックヒルを4番人気に支持した。その慧眼には敬服する。

思えば父・ダイワメジャーも2005年のこのレースの覇者。ハンデも同じ57.5キロだった。3歳春にGⅠを勝ち、その後の低迷から脱出する復活勝利を挙げたという点でも似ている。

単なる偶然だろうか。だが、先週の高松宮記念をコパノリチャードが勝ったり、同じ日の心斎橋Sでオリービンが1年半ぶりの勝利を挙げたりするのを見ると、ダイワメジャーの母の父でもあるノーザンテーストの血統的特徴を思わずにいられない。「ノーザンテースト産駒は三度変わる」の言葉通り、古馬になってからもうひと回りスケールアップする。その血はスカーレットブーケを通じてダイワメジャーへと受け継がれ、さらにその産駒たちに伝わっているのかもしれない。

Mejer  

2005年のこのレースで初めてマイル重賞を勝ったダイワメジャーが、その後マイルGⅠ3勝のチャンピオンマイラーに登り詰めたことを思えば、カレンブラックヒルの展望も明るい。と同時に、来週もダイワメジャー産駒の変わり身には注意が必要だろう。来週の阪神牝馬Sには、なんと4頭ものダイワメジャー産駒が登録してきた。注目したい。

 

 

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