« カツ丼の誘惑 | トップページ | 中山のない土曜日 »

2014年3月21日 (金)

なんて日だ!

尾羽打ち枯らして中山競馬場に辿り付いた時は、既に特別レースの時間帯を迎えていた。背後のスタンドに日差しが遮られたこの時間帯、強い北風のせいもあって思いのほか寒い。

Nakayama  

ホントは2レースに間に合うように来るはずだったのである。でも、とある事情でそれができなかった。そのせいで貴重な機会を逃した。情けない……。「悲しい」でも、「辛い」でもない。私にとって競馬場に来ることができないのは、もはや情けないのである。

2レースがダメなのはもう仕方ない。でも、8レースにも撮りたい馬が出ていたので、せめてそれには間に合うようにと競馬場に向かった。そしたら強風のため東西線が速度を落として運行しているという。おかげでその8レースにも間に合わなかった。情けない。いったい何しにここまで来たのか。

癪なので適当に9レースの馬券を買った。馬番1、5、6のBOX。すると直線坂上まで逃げ粘る6番コスモミレネールに、5番ゴールドカルラと1番ショウナンダイチが激しく迫って来たではないか。

できたぁっ!!!

と叫んだその瞬間、最後方にいたはずの16番ローレルブレットが視界の埒外からすっ飛んできて、1、5、6の3頭をまとめて交わしてしまった。嗚呼…。

9r 

なんて日だ!!

そう叫びたかったが、そんな元気もない。スタンドの片隅でシクシク泣きながら10レースをやり過ごし、メインのフラワーCを迎えた。

勝ったのは3番人気のバウンスシャッセ。先週のアネモネSを楽勝したペイシャフェリスを、函館の新馬戦で軽くあしらった実績はダテではない。2馬身差もの着差は、2005年シーザリオの2馬身半差以来。そのシーザリオと同じく、寒竹賞とフラワーCを連勝してみせた。勝負服まで同じとなれば、シーザリオ級の活躍を抱かぬわけにもいくまい。調教師の口からは皐月賞という声も聞こえてきた。楽しみは尽きない。

Bauns 

私はバウンスシャッセとマイネグレヴィルとの連勝馬券を買っていたのだが、2着が写真判定に持ち込まれ時点で、「マイネグレヴィルは3着」と諦めて競馬場をあとにした。今日の私の流れで写真判定勝ちなどありえない。そう決め込んでいたら、珍しい2週連続の同着判定に救われた。

Baken  

同着で配当は下がった。点数を買っていたから儲けもほとんどない。だが贅沢を言うのはやめよう。完全に交わされながら、それでも差し返したマイネグレヴィルの根性を、こんな時だからこそ見習わねばなるまい。最後の最後にほんの少し良いことがあったことを、素直に喜ぶことにしよう。

 

 

|

« カツ丼の誘惑 | トップページ | 中山のない土曜日 »

競馬」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« カツ丼の誘惑 | トップページ | 中山のない土曜日 »