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2014年3月14日 (金)

路地裏の牛すじ

大井は今日が開催の最終日。次開催からはいよいよトゥインクル開催がスタートする。いや、考えただけで寒い。

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これでランチ&大井の日々ともしばらくお別れ。となれば今生の名残とばかりに、大井品川界隈のランチメニューを食いつぶさないわけにはいかない。まずは、品川駅港南口の路地裏に店を構えるその名も『路地裏』。立地も外観も強烈なインパクトを誇るこの店は、昼時ともなると、品川サラリーマン(時にはOL)でその狭い店内は埋め尽くされる。

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店のイチオシは牛すじ。かの道場六三郎さんがTV番組で絶賛したことから、店は俄に混雑するようになってしまった。路地裏の風情を味わうなら、ピーク時を外した方が無難であろう。

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大井町駅近くの路地裏のビル。牛柄の階段を上ったその先に暖簾を掲げる『銭場精肉店』は、一頭買いで人気を誇る焼き肉店。以前、ハンバーグの話で紹介したこともある。だが、私の狙いはビーフカレー。もとは従業員の賄いだったのが、あまりに旨いからメニューに載せようということになった隠れた逸品で、大量の牛すじ肉からあふれ出たエキスがカレーに負けぬほど濃厚な牛肉の味を醸し出している。口の中でほろほろと溶ける牛すじ肉はカレーとの相性も抜群。牛すじの秘めたるポテンシャルは凄い。

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すじ肉とひと口に言っても、実はさまざまな種類がある。スーパーなどで見かけるのは、ほとんどが輸入牛のアキレス腱。だが、本当においしいのは、あご肉や耳の根元、横隔膜などに付いた腱だそうだ。つまりよく運動する部位。硬いがそのぶん旨味が凝縮している。

私を含む関東人は、すじ肉と聞くと一段低いものと見なしがちだが、路地裏の名店を巡るとそれが誤りであることがよく分かる。サーロインステーキもカルビも、そりゃあまあ美味しいけれども、手間と時間をかけた庶民的な味は心も一緒に温かな気分にしてくれるもの。冬場の昼間開催時にはもってこいのメニューではないか。来年の昼間開催シーズンが早くも待ち遠しい。

 

 

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