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2014年3月19日 (水)

ダートGⅠ馬の矜持

ダイオライトは1935年に種牡馬として英国から輸入され、JRAで史上初の3冠馬となったセントライトを輩出するなど本邦競走馬の改良に大きく貢献した。その功績を讃えてダイオライト記念が創設されたのは1956年。ちなみに、セントライト記念の創設は1947年と父より9年早い。ともあれ、我が国の基幹重賞にその名を残す唯一の父子でもある。

今年のダイオライト記念に出走してきたリワードアンクは、6代母ニユージランドの父がダイオライト。ニユージランドの産駒には、1952年の春の天皇賞馬ミツハタを筆頭格として、アヅマハタ、オンワードの2頭が日本ダービー出走を果たすなど、活躍馬がずらりと居並ぶ。種牡馬ダイオライトの功績を語るなら、その血を受け継ぐリワードアンクに注目すべきなのだろうが、この成績ではちょっと買いづらい。

Reword  

では、こちらはどうだろう。トウショウフリークは6代母トミユキの父がセントライト。3番人気で鞍上武豊。狙うならこっちか。

Tosho  

レースではそのトウショウフリークが逃げて直線半ばまで懸命に粘ったが、勝ち馬の末脚に屈して2着。惜しかった。

JRA所属の4頭のうち、3頭が芝でも勝っているメンバー。その筆頭格が目黒記念も勝っているムスカテールで1番人気にも推されている。芝の活躍馬がダートに矛先を向けて結果を残すという最近のトレンドをファンも意識しているのか。だが、そんな風潮に待ったをかけたのは、デビュー以来ひたすらダートだけを走り続けてきたニホンピロアワーズであった。

Nihon  

これが節目の30戦目で7つめの重賞タイトル。それなのに、1番人気はダート未勝利のムスカテールに譲ってしまった。JCダート優勝馬のプライドが、それを許さなかったのかもしれない。ホッコータルマエやワンダーアキュートといったライバルたちも、きっとこの結果を喜んでいることだろう。帝王賞が今から楽しみだ。

 

 

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