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2014年2月26日 (水)

若き後継者

「東京スプリング盃」改め、今年から「フジノウェーブ記念」。ついにフジノウェーブ以外の馬が、このレースを制する日がやってきた。

ところが、馬場入場直後にエーシンジェイワンが落馬、競走除外となるハプニング。手綱を取っていたのは、あろうことかフジノウェーブの主戦であった御神本訓史騎手である。「一番思い出に残る馬」と言ってはばからぬ愛馬の名を冠したレースの初回。期するところもあったのではないか。無念であろう。

出走馬のうち最年長は10歳馬コアレスピューマ。実はフジノウェーブとは5回の対戦で、4度の先着を果たしている。フジノウェーブが初めてこのレースを勝ったのも10歳時だった。決して老け込む歳ではない。

Coares 

ヤサカファインは過去このレースに3度挑戦。5着、3着、4着と善戦したものの、フジノウェーブの圧倒的な強さに跳ね返されてきた。8歳とはいえ、フジノウェーブを思えばまだまだ若造。果たして“4度目の正直”となるか。

Yasaka 

しかし、レースはピエールタイガーの逃げを2番手から追走したジェネラルグラントが、4角先頭の積極的な競馬。追い込むソルテの末脚を封じて、自身4つ目の重賞タイトルを手にした。

General 

このレースを4歳馬が勝ったのは初めて……って、そりゃ当然ですね。しかもそれが、昨年の南関東の3歳クラシックを彩った2頭のワンツーフィニッシュというのが嬉しい。

フジノウェーブの4連覇は素晴らしい記録だが、それはすなわち若い世代が伸び悩んでいたことの裏返しでもある。ジェネラルグラントもソルテも、フジノウェーブが最初にこのレースを勝った2010年3月4日には、まだ生まれてもいなかった。フジノウェーブが生きていれば今年14歳。一気に10歳も世代交代が進んだことになる。若き後継者の誕生を、フジノウェーブもきっと喜んでいることであろう。

次走については、「東京スプリント」という声と「川崎マイラーズ」という声の二つが聞こえてきた。JRA相手の1200mか南関東だけの1600mか。フジノウェーブの後継を目指すなら前者を選択してほしいところだが、陣営の決断に注目したい。

 

 

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