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2014年2月23日 (日)

コパノリッキーの日

残雪の東京競馬場はGⅠフェブラリーSの開催日。

Tokyo  

7Rの出馬表に俳優の小林薫さんが所有するリルバイリルを見つけた。そういえば「JRA60周年」を記念して、ここのところ1988年当時に放映されたJRAのCM「GREEN SPIRIT,JRA」が場内でやたらと流されている。これは何かあるか!?

   と単複購入してみたが5着。そんな簡単にウマい話が転がっているはずがない。それでも9番人気で勝ち馬とコンマ1秒差の5着なら大健闘であろう。

続く8Rには作家・浅田次郎氏所有のグレートマーシャルと、横浜ベイスターズの三浦大輔投手がオーナーのリーゼントブルースが仲良く並んでいるし、出世レースのセントポーリア賞を制したのは、「大魔神」こと佐々木主浩氏の所有にかかるヴォルシェーヴだった。

9r  

「今日は有名人の馬が目立ちますね」

そう口走ったのは、知人とフェブラリーSのパドックへと向かう地下道。我々からすれば近藤利一氏や山本信行氏は十分「有名人」なんだけど、フェブラリーSの出走オーナーで世間一般から知られているということであれば、やはり「Dr.コパ」こと小林祥晃氏であろうか。ただ、コパノリッキーかぁ……、うーむ。

Feb1 

いや、いくらなんでも無いよな。ない、ない。

レース史上に残る大波乱に終わったフェブラリーSの馬券的中に、少しでも近づけた瞬間があったとすれば、まさにこの一瞬をおいてほかにない。なにせその後は、パドック周回中も、返し馬でも、レースが始まってからも、コパノリッキーの姿を目にしたという記憶がないのである。直線で伸びあぐねるベルシャザールに見切りをつけ、前を争う2頭に目を転じた時になって初めて「あれ? ホッコータルマエの前にいる馬? あれなんだ?」と気づいたほど。己の不明を恥じねばなるまい。

Feb2  

先行したエーシントップのペースは、2番手につけたコパノリッキーただ一頭が恩恵を受けるような絶妙なスローペース。同じポジションを争うと思われたニホンピロアワーズの出遅れにも恵まれた。まさに千載一遇のチャンス。そもそも、2分の1の抽選で得た出走権である。いろいろな運がコパノリッキーに向いていた。そこはやはり風水の力なのであろうか。ふつう馬主はレースそのものにさほど関与できぬものだが……。

Feb3  

それにしても、2歳、3歳のGⅠならともかく、古馬のGⅠで抽選出走の馬が勝ったのはいつ以来だろう。記憶を辿っているが、どうにも思いあたらない。ケイアイレオーネと抽選で争った1頭分の出走枠。だが、その枠が空いたのは、同じ村山厩舎のテスタマッタの回避(引退)があったからこそ。田辺騎手はそのテスタマッタに乗る予定だった。一方で抽選に泣いたケイアイレオーネは、2着に敗れたホッコータルマエと同じ西浦厩舎の管理馬。抽選の結果いかんでは、今年のフェブラリーSはまるで異なる結果になっていたはずだ。

万事塞翁が馬。何が幸いするかなど分からない。分かるのは、とにかく今日はコパノリッキーの日だったということくらいだ。

 

 

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コメント

こんにちは。この日は小生、珍しく細君に断りを入れての競馬観戦。その細君は大の風水ファン、とくれば単はムリでも複勝くらいは買えたかな?

ザッツ競馬ってとこでしょうか…

投稿: ステレオタイプ | 2014年2月28日 (金) 06時45分

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