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2014年2月 3日 (月)

今日は節分

「節分」とは文字通り季節の分かれ目。であるから当然、春・夏・秋・冬と年に4回やってくる。しかし当節「節分」と言えば、冬と春とを分かつ立春の前日を指す。これは、立春前日の「節分」が、ただ単に季節の変わり目というだけでなく、年の境目、すなわち大晦日の意味を持っていたからにほかならない。

そう思えば、2月3日以外の日に「節分特別」とか「節分賞」とかいうレースが行われることには、多少違和感を感じる。カレンダーの都合があるJRA開催は仕方ないとしても、名古屋競馬などは、せっかく今日開催があるというのに、「節分特別」というレースを1月27日に実施してしまっている。それで今日は「立春特別」が行われるというのだから、なんとも気が早い。12月24日に「大晦日特別」が行われて、31日に「元日特別」が行われるのと同じこと。まあ、こんなこと気にする人はあまりいないのであろう。

「気にする」と言えば、昨今節分の食風習を独占しつつある「恵方巻」というのも気になる。関西出身の友人から「節分には巻き寿司を丸ごとかぶりつく」と聞かされたのは、かれこれ20年ほど前だろうか。「なんじゃそりゃ?(笑)」、と当時は笑っていたのに、あれよあれよと言う間にその風習が関東を席巻してしまった。関西パワー恐るべし。いまや、豆撒きはやらないけど恵方巻は食べるという家庭さえあるという。驚きは止まらない。

恵方巻は江戸末期から明治にかけて大阪・船場の商家で盛んになったそうだ。巻き寿司を使うのは「福を巻き込む」や、「鬼の金棒がわりに食べて鬼退治」などの理由が考えられ、切らずに丸かぶりするのは「縁を切らない」ためとも。家族全員で恵方を向き、無言で願い事を念じながら丸かぶりするのが正しい作法。声を出すと福が逃げてしまうからなのだそうだが、私などはどうもその光景が怖く感じられて未だ馴染めない。

JRAの「節分ステークス」は芝マイルの準オープン特別。1000万特別の「節分賞」からリニューアルされたのは5年前だが、昨年までの5回はいずれも関西馬が勝っている。関西パワーの怖さは恵方巻だけに留まらない。

このままでは我が家もいずれ、無言のままもぐもぐと巻き寿司を食べなきゃならんのか……などと観念しかけたら、今年ついにケイアイエレガントが勝って関西馬攻勢に一石を投じてくれた。

Ki  

しかもこの穴馬券が珍しく的中したものだから騒ぎは収まらない。そんなわけで、今夜はちょっと豪勢なネタで手巻き寿司パーティー。これならなんとなく恵方巻にも通じやしないか。福を呼び込むのも大事だけど、家庭の食事は賑やかに食べたい。

 

 

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