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2014年1月 9日 (木)

1200mの東京大賞典

「東京大賞典の出走頭数を増やすには、どうすれば良いか?」

Daihoten  

暮れの大井競馬場でのこと。マスコミ関係者との雑談で持ち上がったお題である。東京大賞典の行われる大井2000mのフルゲートは16頭。だが2011年の出走馬が12頭に留まり、一昨年も12頭のまま。そして昨年は9頭と、ついに10頭を割り込んでしまった。

「売り上げが増えたからヨシ」と喜んでばかりもいられない。ゲートでトラブルを起こしたローマンレジェンドが、もし競走除外になっていたらどうなっていたか。背筋が凍る思いをした関係者はゼロではあるまい。3連単が主体となる少頭数の競馬で人気馬が除外となれば払戻金は莫大な額になる。頭数確保はリスク管理でもある。

今年の東京大賞典出走馬9頭の内訳は、JRA所属馬5頭に対し、地方所属馬は大井、船橋、笠松、金沢から1頭ずつ。折しも今月号の社台グループ会報誌には、ダートグレードレースで少頭数競馬が続く問題の解決策として、「JRA出走枠の増加を」と提言がなされていた。だが、東京大賞典のJRA出走枠は本来6頭。今回はそれすらも割り込んでいたこととなる。じゃあ、どうすれば良いのか? それで冒頭のお題が出されたわけだ。

これに対し、とある専門紙のベテラン記者が即答した。「距離を1200mにすりゃあ良いんだよ」と言う。たちまち周囲は爆笑に包まれたが、今思い返すにこの意見は意味深長だ。12月に1800mと2000mのGⅠが立て続けに行われる意義はあるのか? 生粋のダートスプリンターが目指すレースがないのはおかしい! 議論は尽きない。

我が国で行われるダート1200mの重賞はJRA地方合わせて5つ。メジャーな条件の割に少なくないか。うち大井では春に東京スプリント(JpnⅢ)と秋に東京盃(JpnⅡ)の二つを賄っているが、JBCスプリントが大井や盛岡で行われない限り、この条件でGⅠ級レースは行われない。タイセイレジェンドのため息が聞こえてくる。

Taisei 

先月行われたJRAで唯一のダート1200m重賞カペラSには、フルゲート16頭に対して59頭もの特別登録があった。全頭が本気で出る気だったかは定かではないが、この条件への需要は決して少なくない。

国際GⅠでもある東京大賞典の距離を実際に変更できるかどうかという問題はさておき、「1200mに短縮」という案には、単に笑って済まされぬ響きを感じる。JCダート改め「チャンピオンズカップ」が12月7日に行われる今年、東京大賞典までの間隔が昨年の中3週から中2週と詰まる。JRA有力馬の参戦は減るかもしれないし、逆に東京大賞典の出走頭数を増やすことに繋がるかもしれない。

ともあれ地元からの出走馬が増やすことが先決。「南関東大賞典」と揶揄される大晦日の「おおとりオープン」をやめてしまうのも、ひとつの手ではあるまいか。まあ、無理だろうけど。

 

 

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