« カレーの街 | トップページ | 砂のシンデレラ »

2014年1月21日 (火)

4歳馬のAJC杯

ケイアイチョウサン、ダービーフィズ、フェイムゲーム、レッドレイヴン。

Red  

現時点でAJC杯に4頭もの明け4歳馬が出走しそうな情勢である。これは今世紀最多。サムソンズプライド(回避して白富士Sへ)が出れば画期的な出来事になっていた。ちなみに昨年は4歳馬の参戦はゼロ。それゆえ余計新鮮に感じる。

最近は香港・Qエリザベス2世Sへの一里塚的存在になった感も否めないが、かつては春の天皇賞を目指す古馬たちの起点となったレース。古くはアンバーシャダイやミホシンザンといった馬たちが、近年ではメジロブライトやスペシャルウイークといった馬たちが、ここを足掛かりに春の頂点へと駆け上がった。

思い出深いのは1998年の勝ち馬メジロブライト。この馬、2歳夏の函館で新馬勝ちを果たしたが、人気は6頭立ての最低だった。しかもこの勝ちタイムが凄い。芝良の1800mになんと2分1秒6を要した。念のために繰り返すが芝2000mの間違いではない。当時の芝2000mのレコードが1分57秒5だから推して知るべしだ。このメジロブライトがラジオたんぱ杯と共同通信杯を制してクラシック戦線の主役に変身する。しかし、1、1、2番人気で、4、3、3着だから、もうひとつ結果は出なかった。

Mejiro  

ところが、3歳最後のステイヤーズSで2着を大差に千切り捨て、続くAJC杯も持ったまま圧勝の変わり身を見せるから凄い。二度に渡る変身は父系祖父アンバーシャダイの血が騒いだとしか思えぬ。アンバーシャダイはAJC杯連覇の名馬。その父は「産駒は3度変わる」と言われたノーザンテーストである。競走馬は、どんどん変わってくるようでないと、大物にはなれない。競走年齢に入ってからもっとも変わるのは、3歳から4歳にかけてだという。

オルフェーヴル、エイシンフラッシュ、ロードカナロアといったチャンピオンたちが揃って引退した直後となれば、若い世代の台頭を期待するのが当然であろう。現にディープインパクトが引退した直後に行われた2007年のAJC杯は、4歳馬のワンツーフィニッシュに終わっている。勝ったマツリダゴッホは春の天皇賞こそ大敗したが、その年の有馬記念を制した。今年の飛躍を期待させるような4歳馬を、AJC杯に見つけたい。

 

 

|

« カレーの街 | トップページ | 砂のシンデレラ »

競馬」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« カレーの街 | トップページ | 砂のシンデレラ »