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2014年1月20日 (月)

カレーの街

カレーは夏に食べてこそ美味しいということは承知しているが、自宅から都心を抜けて船橋まで通う中山開催中のこの時期は、神田のカレー店に立ち寄ることことがしばしば。真夏に中山開催をやってくれればありがたいのだが、さすがに私とカレーの都合など聞いてはくれまい。

『ボンディ』『ガヴィアル』『共栄堂』『トプカ』『まんてん』……。名店と呼ばれる神田のカレー専門店を挙げれば十指に余る。さらに『キッチン南海』や『ルー・ド・メール』のようにカレー専門の看板を掲げていなくても、美味いカレーを出す店を探せばきりがない。

Kyouei  

なぜ神田にカレー店が多いのか?

「神保町の交差点近くにインドセンターの建物があってインド人が多くいたから」という説と、「古本を買った人が本を読みながらスプーン片手に食べられるから」という二つの説があるようだが、真相は明らかではない。まあ、我々とすれば美味しいカレーが食べられれば文句はないわけだが、『ボンディ神保町本店』を訪れる度、後者の説を信じたくなる。

なにせこの店、古本屋の中にある。以前は、靖国通りから「神田古書センター」に入ると、「ボンディへご来店のお客様は書店を通り抜けてお越し下さいませ」の看板が目に飛び込んできたものだ。ちなみに今では書店を通り抜けるのはご法度。逆に「通り抜けるな」という張り紙がある。こんな騒ぎになるのも、カレーの味わいが傑出している証拠。さすがは、激戦区神田の「カレーグランプリ」の初代王者。その味について、ここでくどくどと書きたてる必要はあるまい。

Bondy  

その『ボンディ』から独立した店主が営む『ガヴィアル』のカレーも捨てがたい。ボイルして潰したタマネギに牛肉と野菜のスープを混ぜて、バターと生クリームで仕上げるルーは完成まで3日もかかるという。どちらかと言えば、私は『ボンディ』よりこちらが好み。神田駅前で営業していた当時は、近隣にオフィスを構える一口愛馬クラブ関係者が、カレーを食べながら調教師の悪口を言っていたものだ(失礼)

Gavi  

そんなことを思い出しつつ、古本ではなく古い競馬専門誌を片手にカレーを食べていたら、カレーニナという馬名に目が留まった。これはもちろんカレーライスにちなんだ命名ではなく、トルストイの名作「アンナ・カレーニナ」にちなんだもの。その小説の中でも競馬場のシーンは重要な役割を担っている。そんなことを考えながら食べるカレーも美味い、と書きたいところだが、そんなことは味とは無関係。そもそも、これ以上は美味くはならないだろうとさえ感じる味です。

 

 

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