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2014年1月 8日 (水)

頑張れウインラディウス産駒

6日の中山競馬場。この日唯一組まれた芝1600mの新馬戦は、好発を決めたパワースラッガーがハナに立つと、直線でも逃げ脚衰えず、バリスに半馬身の差をつけてデビュー戦を飾った。鞍上の江田照男騎手は、この世代の新馬戦で7勝目。これは関東リーディングの内田博幸騎手と同じ数字で、全勝利数と比較すれば注目すべきものがある。

5r  

父は2004年の京王杯SCなど重賞3勝のウインラディウス。決して産駒は多くないから、JRAでの勝ち上がりはまだ4頭目。地方にも特筆すべき産駒はいない。

ウインラディウス自身はジャングルポケット、クロフネ、アグネスタキオンといった近年屈指とも言われる2001年のクラシック組。デビュー戦でのちに桜花賞馬となるテイエムオーシャンの逃げを捕らえきれずに敗れるも、2戦目には未勝利の身ながら、オープンのクローバー賞をレコードで圧勝してみせた。続くクラシックの登竜門、東京スポーツ杯でも1番人気に推されるなど、2歳(当時表記は「3歳」)の夏から秋にかけては、前出の3頭を凌ぎ、この世代トップの評価を得ていたこともある。

しかし、ノドの手術とその後遺症のため、3歳から4歳にかけて1年9か月もの休養を余儀なくされた。4歳(当時表記は「5歳」)の春までに挙げた勝利は、そのクローバー賞の1勝のみ。しかし、彼はそれで終わらなかった。ジャングルポケットも、クロフネも、アグネスタキオンも、同期のみんなが引退して人気種牡馬となってからも、地道に条件戦から走り、重賞3勝を含む8勝を積み重ねたのだからすごい。ウインラディウスが種牡馬となれたのは、馬自身の能力もさることながら、その能力を信じた関係者の努力の賜物でもあろう。

Win  

ウインラディウスはその圧倒的なスピードをいかんなく発揮してレコード勝ちする一方で、レース前にテンションが上がり過ぎ、2桁着順に大敗することも珍しくなかった。6日の新馬を勝ち上がったパワースラッガーも、やはり精神的に危ういところを持つという。それでも、同期ジャングルポケットの孫や、マンハッタンカフェの産駒らを完封したその走りに、ウインラディウス本人も喝采を送っていることだろう。ぜひとも父が果たせなかったクラシック出走を目指して欲しい。

 

 

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