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2013年12月 5日 (木)

船橋ソースラーメン

今年の船橋開催も残すところ明日の最終日を残すのみとなった。打ち納めついでに、知る人ぞ知る幻の味「船橋ソースラーメン」を食べてみるのも悪くない。

戦後間もない頃に船橋駅前で営業していた『花蝶』という店が考案したとされるソースラーメンは、その名の通りスープがソース味。既に閉店してしまったので、その味を直接確かめる術はないが、当時を知る人によれば、ひき肉とキャベツをいためてウスターソースで味付けしたあと、鍋で茹でた麺をあまり湯切りせずに混ぜ合わせていたという。どうやら「汁気の多い焼きそば」といったものだったようだ。

Ichiban2 

船橋競馬場から船橋駅方面に歩いて5分ほどの距離にある『浜町一番』は、その伝説の味を受け継ぐ一軒。豚バラ肉とキャベツをスープで煮込み、ウスターソースを入れ、さらに麺を入れて軽く煮込む。「ラーメンにソース」と聞くとイカモノの類を連想しかねないが、実際に食べてみるとウスターソースの酸味が効いていて、意外にサッパリと食べられる。何よりたっぷりのキャベツにソースが合わぬ理由はない。誕生から60年を経てなおメニューから消えることがないのは、単なるイカモノではない証でもある。

ただ、これまで船橋の名物として大々的にPRしてこなかったため、船橋市の中でもさらにごく一部の地域の味にとどまっているのも事実。そこで有志による「船橋ソースラーメンプロジェクト」という企画が行われ、船橋市民ですら知る人の少なかったご当地ラーメンに、わずかながらスポットも当てられた。おかげで、地元の年配客しか頼まなかったのが、最近では若い人からの注文も増えているという。

Ichiban1  

丼から立ちこめるソースの香りは、初めて食べる人にもどこか懐かしい思いを醸し出すに違いない。そんなノスタルジックな一杯を楽しむには、むしろ寒い時季の方がよかろう。ただし、営業時間は11~14時と18~22時。最終レースが終わってからすぐに行っても準備中の可能性がある。注意されたい。

 

 

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