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2013年12月19日 (木)

川崎発、ドバイ行き

雨中の全日本2歳優駿は、ハッピースプリントが1番人気に応えて快勝。2001年プリンシパルリバー以来となる道営所属馬の優勝を果たした。

Happysprint  

同馬を管理する田中淳司調教師は、高校卒業後に父である田中正二厩舎に入り、厩務員として18年間務めたのち、2007年4月に調教師として独立。開業7年目にして早くもGⅠ級タイトルを手にした。

田中師は遠征に積極的なことで知られる。この秋だけでも、カクシアジが水沢と笠松の重賞を3勝。クライリングが川崎でローレルを勝ち、シャイニングサヤカも水沢のビューチフルドリーマーカップを勝ち、ダービーグランプリではミータローが2着と好走した。ハッピースプリント自身、この夏は二度に渡ってJRAに挑戦している。それゆえ、道営リーディングでは勝利数でこそ3位ながら、収得賞金ランキングでは3年連続となる1位に輝いた。

手綱を任されたあらゆるレースで、常に1着ゴールを目指さなければならないジョッキーの評価が勝利数で決まるのは当然だが、管理馬の実力や調子、さらには相手関係なども見定めた上で、可能な限り賞金の高いレースを選択することも調教師の重要な仕事である。調教師の優劣を計る指標としての最多収得賞金は、勝利数よりも重みがあるように思えてならない。

誰もが気になるのは、ハッピースプリントの今後であろう。南関東への転厩か、あるいはJRAのクラシックを目指すのか。そんな中、調教師の口から飛びだした言葉は、なんと「ドバイ」であった。さすがは、中央地方を問わず果敢にチャレンジを続ける田中淳司師。その目は既に海外に向いている。

World  

アグネスワールド、アグネスデジタル、そしてユートピア。思い返せばこの全日本2歳優駿は、海外への登竜門的存在でもある。田中淳司調教師のチャレンジから目が離せない。

 

 

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