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2013年11月20日 (水)

中央と地方の狭間で

その出自で見れば、騎手は全員地方所属で、馬はマグニフィカ1頭を除いてみな中央所属という浦和記念。これもある意味では“交流”重賞なのかもしれないが、シビルウォー、エーシンモアオバー、ランフォルセの実質3頭立てのレースでは、「交流」という言葉の持つイメージは正直湧いてこない。

Urawa2 

実際、3番人気ランフォルセが勝って、三連複以外の配当はソコソコついた。それでも2着シビルウォー、3着エーシンモアオバーで三連複配当は130円。10頭立ての重賞ということを考えれば記録的ではないか。

それにしても今日のランフォルセは、行きっぷりがここ数戦とまるで違った。前走で15キロ減っていた馬体も、今日は9キロ増。体調の良さに加えてブリンカー着用が功を奏したか。いつでもハナに立てるくらいの手応えで、1周目のゴール前を通過すると、2コーナーでぽっかり空いた内を突いて進出。3コーナーで先頭に立って、そのまま押し切った。

Urawa 

長らく続く西高東低現象は芝もダート路線も変わりない。ダートグレードレースで関東馬のワンツーは、昨年の7月マーキュリーC以来のこととなる。そのマーキュリーCを勝ったのはシビルウォーだった。それが今日は1番人気で悔しい2着。結果的にランフォルセの戸崎圭太騎手に出し抜かれる格好になったシビルウォーの内田博幸騎手は、2コーナーでランフォルセが内を突いたことに触れ、「あそこで内が開くかぁ?」と悔しさを滲ませた。確かに2コーナーの内外の差が、そのままゴールでの1馬身になったようにも思える。

しかしその後の「中央じゃ、あんな競馬ありえない」というダメ押しの言葉が、ちょっと引っ掛かった。冒頭に、騎手の出自はみな地方と書いたが、「元地方」を「地方」と一緒にするのは、やはり無理があるのかもしれない。とはいえ、それも当然か。競馬はセンチメンタリズムだけで成り立っているわけでもない。内田騎手にも   ひょっとしたら勝った戸崎騎手にも   もどかしさはきっとある。我々はそのギャップを意識しながら、中央や地方の競馬を見ればいい。そういったことも含めての交流であろう。

 

 

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