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2013年11月 2日 (土)

残りものの福を見逃すな

社台グループの1歳馬募集を前にした会員の悩みは決まっている。

走るのはどの馬か?   ではない。ほとんどの馬が走るからである。問題はその中で、競争率が低いのはいったいどの馬か? 第1希望から第3希望まで名前を書き連ねても、抽選が通らない。「走る一頭を買うのではなく、どうにか買えた一頭が走ると信じるしかない」というのは、とある古参会員の言葉。言い得て妙を得ている。

Marble1  

ところが、今日のアルテミスSを勝ったマーブルカテドラルは、社台レースホースの第一次募集で希望口数が40口に到達しなかった珍しい一頭だ。いや、それだけではない、その後も残口を抱えたまま2歳の春を迎え、入厩直前まで満口にならなかった一頭なのである。会員さんなら、「ああ、あの馬か」と心当たりがあるだろう。

父はダイワメジャー。母はチューリップ賞の勝ち馬ヘルスウォール。それで2000万円(一口50万円)なら安い。実際、私も募集馬リストに◎印を付けた。だが、写真入りのカタログが届いて「うぅーむ……」と唸ってしまったのである。不格好な腹身に極端すぎる斜尻。ここから果たして1年後にスッキリした馬体に仕上がるものだろうか……?

それで印を▲に落とした。その後、牧場ツアーで実馬を確認した上で無印に。恥を晒すようだが、確かこの無印にはかなり自信があったように思う。見る目がないと言われればその通り。だが、周囲の大半の会員も同じ評価だったと思えば開き直れる。これは仕方ない。腹身がいびつで斜尻でも走る馬は走るわけだ。いい勉強になった。残りものの中の福を、みすみす見逃してはならない。

Marble 

勉強になったといえばもうひとつ。私はここまでの鞍ズレを起こした人馬が、1着でゴールインする姿をこれまで見たことがなかった。田辺裕信騎手は3コーナーで鞍ズレに気付いたというが、それでも落ち着いて直線まで誘導すると、きちんと馬を追って、最後はきちんと半馬身差を付けて勝つのだから大したもの。人気を集めた天皇賞・春で鞍ズレを起こして競走中止したプレストウコウを思い出した。鞍ズレを起こしても、走る馬はやはり走る。ともかく事故にならくて良かった。

Marble2  

ただ、鞍ズレの原因は、私がかつて違和感を感じた腹身の形状にあるのではあるまいか? いくらキツく腹帯を締めても、ズレやすい馬はいる。ともかく今後はくれぐれも注意してください。

 

 

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