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2013年11月15日 (金)

連覇か、戴冠か

マイルCSはスペシャリストのレース。過去に29回しか行われていないのに、連覇が5頭、2年連続して3着以内に入った馬が合計11頭もいる。今回は昨年1着のサダムパテック、2着グランプリボス、3着ドナウブルーの3頭が揃って出走してきた。たとえ近走不振でも軽視はしたくない。

Sadam2  

中でも史上6頭目の連覇を目指すサダムパテックは、前走スワンSで復調の兆しを見せただけに、不気味な存在だ。今年は和田騎手の手綱に替わったが、もともと騎手を選ばないタイプでもある。

Sadam 

それに待ったをかけそうな存在がダノンシャーク。昨秋もマイルCSを目指したものの、獲得賞金が足りなかったことから毎日王冠、スワンSとマイル以外のGⅡを連戦。だが、それぞれ5着、4着と敗れて、賞金を加算することができなかった。

本番直前になってダノンヨーヨーの外傷回避により、18番目の出走枠に滑り込んだものの、厳しいローテーションに加え、出走が叶うかどうか手探り状態での仕上げを強いられたことで、万全の状態ではなかったことは想像に難くない。それで6着ならむしろ健闘した方か。賞金に余裕ができたこの秋は、京王杯AHから富士Sとゆとりを持った、かつマイル戦ばかりのローテーションを選択。それで2着→1着と調子を上げつつ本番を迎えるのだから、これは1番人気になるものうなずける。戴冠は目前だろうか。

Shark 

ちなみに、サダムパテックとダノンシャークの直接対決は過去に5回あり、サダムパテックが先着したのが2回に対し、ダノンシャークの先着は3回と、ダノンシャークがわずかに勝ち越している。とはいえ、ダノンシャークが先着を果たした3回を着順で見ると、それぞれ2着、5着、3着と勝ち切れていないのに対し、サダムパテックが先着した2回は、いずれも1着ゴールというのは気になるところでもある。

Daitaku  

マイルCS連覇を果たした過去の5頭を順番に挙げれば、ニホンピロウイナー、ダイタクヘリオス、タイキシャトル、デュランダル、ダイワメジャーと錚々たる名前が続く。これら5頭ともが種牡馬となり、その産駒がGⅠを勝っているのだから、なお凄い。マイルCS連覇は名馬の証し。サダムパテックも、皐月賞ではオルフェーヴルを差し置いて1番人気に推された一頭。素質でも負けてはいない。

 

 

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