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2013年11月23日 (土)

ヘニーヒューズからまた新星

東京9Rのオキザリス賞は2歳1勝馬によるダート1600m戦。「からまつ賞」の名称で行われたり、一般戦だったりする年もあるのだけど、毎年必ずこの条件のレースがJCの週に行われてきた。1999年はアグネスデジタルが勝っているし、2007年にはのちの重賞4勝馬セレスハントが、のちの重賞19勝馬スマートファルコンを差し切っている。

そして今年、デビュー戦を5馬身千切ってきたアジアエクスプレスが、今度は2着に7馬身差をつけての2連勝。新星誕生を予感させるに十分過ぎるほど、圧倒的なパフォーマンスだった。

9r 

父は来春から優駿スタリオンステーションで繋養されることが発表されたばかりのヘニーヒューズ。JRAではこれまでに11頭が出走して8頭がのべ16勝を挙げている。しかも重賞3勝。新種牡馬ランキング首位のヨハネスブルグと同じヘネシー産駒で、仕上がりの早さと勝ち上がり率の高さがセールスポイントだ。だが、先日のBCディスタフも産駒のビホルダーが勝っており、単なる早熟で終わるわけでもない。

アジアエクスプレスに話を戻す。跨ったR.ムーア騎手は、「馬がまだ子供。まっすぐ走らないし、走るのをやめようとするから、ずっと追わなければならない。終いは良い脚だった。経験を積めばもっと良くなる。距離はマイルまでなら大丈夫」と、無口な彼にしては珍しくたくさんコメントを残してくれた。何か感じるところがあったのかもしれない。

次は全日本2歳優駿と朝日杯の両睨みだという。ダートの割には飛びが高く、芝も問題なさそう。特に今年は朝日杯のメンバーが薄くなりそうな予感もある。このレース7馬身差勝利は、前述のアグネスデジタル以来のこと。彼もまた、芝もダートも問わない王者だった。

 

 

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