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2013年10月20日 (日)

雨ニモマケズ、不良馬場ニモマケズ

雨の競馬は嫌いではないが、それにしても程度というものがある。10月の異称は一般的には「神無月」だが「時雨月」と呼ぶことも。とはいえこの豪雨を「時雨」と呼ぶには無理がないか。馬場が不良なら入場者数も不良。重賞がないとはいえ、日曜の東京に27297人というのはちょっとお寒い。いや、実際に今日は寒かった。

Tokyo  

雨のピークは8R。500万条件の芝マイル戦。前も見えぬほどの驟雨を切り裂いて、レッドセシリアが一気に直線を駆け抜けた。3歳の牝馬とは思えぬ勝負根性。阪神JF3着の実績はダテではない。

8r  

4代母の My Bupers は13戦して未勝利に終わったが、繁殖入りすると世界的名牝系の礎となった。愛オークスを7馬身差で圧勝したウィノナ、米チャンピオンスプリンターのマイジュリエット、姉妹で米GⅠウイナーとなったティスジュリエット、ステラマドリッドなど数々の一流馬がこの一族から羽ばたいている。そして我が国でもハーツクライを筆頭に、ダイヤモンドビコー、アイリッシュダンスと、このファミリーからの活躍馬は少なくない。しかも、このレッドセシリアの父はハーツクライであるから、彼女は My Bupers の4×3の牝馬クロスを持つことになる。

ちょうど一年前。同じ府中のマイルで迎えた良馬場のデビュー戦は、ただ一頭33秒台の切れ味を披露して初勝利。そして不良馬場の今日は上がり35秒6で消耗戦を凌いで見せた。432キロの小柄の牝馬にして、その能力には目を見張るものがある。ここは通過点であろう。

続く9Rの山中湖特別は、メイショウサムソン産駒のトーセンアルニカが差し切り勝ち。

9r  

10Rの甲斐路Sは直線坂下で先頭に立ったディサイファが、そのまま長い直線を押し切って1着。

10r  

8Rから芝のレースが3鞍続いたが、いずれも勝ったのは馬場の外目を通った馬だった。逃げ馬も内ラチ沿いを避けるほど内目は荒れている。最終レースで断然の1番人気に押されたフジマサエンペラーは、何を思ったのか直線で最内に進路を取り、伸びきれず6着に惨敗した。

来週からはBコース使用となり、内に仮柵が設置される。その効果はいかほどか。なにせ来週は天皇賞。台風の接近も予想されており、馬場状態にも神経を使う一週間になりそうだ。

 

 

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