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2013年10月31日 (木)

ダービー馬のしんがり負け

重賞16勝のラブミーチャンが調教中の骨折により、予定されていたJBCを回避。現役も引退して繁殖に上がることとなった。

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今年の金杯を勝ったタッチミーノットも骨折が原因で現役引退。今後は乗馬になるという。

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昨日は重賞優勝馬の引退発表が相次いだが、ロジユニヴァースの場合は「調子が上がらない」という理由によるもの。2009年のダービー以来4年あまり、ついに調子が上がることなくターフを去ることとなった。

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実はダービー後も走った70頭のダービー馬のうち、17頭がしんがり負けの洗礼を受けている。ダービー馬だから無キズで引退できるとは限らない。

最多はカブトヤマとダイゴホマレの各3回。カブトヤマは63、65キロを背負ったときが不良馬場。69キロで最下位に負けたのは2日使い(当時でいう「連闘」)だったから、同情の余地がある。

1947年のダービー馬マツミドリはラストランが最下位。ダイゴホマレもカツラシユウホウとの死闘をピークに調子を下げ、最後は連続しんがり負けで競馬場を去った。そして今回のロジユニヴァースも、結果的には昨年の札幌記念のしんがり負けが競走生活の最後に記されることとなる。その札幌記念にしても2010年の同レース以来2年ぶりの出走だった。

あの2年間が彼にもたらしたものはいったい何だったのだろうか。

2010年に現役を引退して種牡馬となったGⅠ級競走馬は、ヴァーミリアン、カネヒキリ、キンシャサノキセキ、ゴスホークケン、ローレルゲレイロの5頭。クラシックホースや天皇賞馬、JC優勝馬のいないこの顔ぶれなら、あのタイミングで種牡馬入りしていれば……などとついつい考えてしまう。

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母の父にウィジャボードやシーザスターズの父でもあるケープクロスを持つロジユニヴァースは、実は種牡馬としての期待も高い。それだけに2年を待ってのあの札幌記念のしんがり負けが余計悔やまれる。ダービー馬のしんがり負けは、引退時期の選択がいかに大事であり、かつ難しいかを物語っているように思えてならない。

 

 

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