« 痛恨の毎日王冠 | トップページ | ブリーダーズゴールドJr.カップの2着馬が »

2013年10月 9日 (水)

不当な評価

馬房から顔を出しているのは、

Meisho_2  

そう、メイショウサムソンです。

社台スタリオン関係者が「不当な評価を受けている」と口をそろえる一頭。そして実は私もそう考えるひとり。

産駒は父に似て骨太で筋肉質なタイプが多く、総じて脚元は丈夫なのだが、油断するとすぐに太ってしまい、それが活躍を妨げてきたとされる。

「油断すると太る」とか「太るからダメ」などと言われると、油断したデブの私としては擁護したくなるもの。こうなったら、メイショウサムソン産駒を持って、自らの手で不当な評価を覆してやりたい。

ダービー馬が種牡馬として成功しないと言われたのは昔の話で、最近のダービー馬はネオユニヴァースにしても、キングカメハメハにしても、もちろんディープインパクトにしても、皆ことごとく結果を出している。「メイショウサムソンは失敗」と巷間囁かれるのは、そんな3頭と同じような扱いを受けているからではあるまいか。

「ダービーを勝った社台の種牡馬」という点では同じでも、米国血統と欧州血統では、生まれてくる産駒はやはり違うもの。例えばジムワークの如き坂路調教ではなく、長い距離をじっくり繰り返して乗り込むような鍛え方が合っているのかもしれない。欧州では厩舎から調教場までが概して遠く、調教場まで隊列を組んで歩いて行くのも、調教の一部になっている。それを毎日繰り返せば、太り過ぎることもなくなるのではあるまいか。

実際、育成や調教の現場では、そんな様々な工夫がなされ、効果を上げ始めている。先月の佐賀の重賞・ロータスクラウン賞をキリノトップランが勝ったのも、その一例であろう。

そもそも、社台の新種牡馬ということで、産駒が大事にされすぎたきらいもある。もともとタフに使われ続けて、ついに頂点に立ったダービー馬ではないか。現場の遠慮がなくなれば、数字はあとから付いてくる。ディープインパクト産駒の勝ち馬率.616には及ばないとしても、メイショウサムソンのそれが.194という低い数字に甘んじるとは到底思えぬのである。「不当な評価」を逆手に取って、一発逆転を狙いたい。

 

 

|

« 痛恨の毎日王冠 | トップページ | ブリーダーズゴールドJr.カップの2着馬が »

競馬」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 痛恨の毎日王冠 | トップページ | ブリーダーズゴールドJr.カップの2着馬が »