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2013年9月12日 (木)

フジノウェーブ以来の

気温32度の浦和競馬場は、暑さ知らずのファンがオーバルスプリントの発走を今や遅しと待っている。

Urawa  

JRA所属馬は4頭。1~3番人気はガンジス、エーシンウェズン、タイセイレジェンドのJRA所属馬だが、4番人気に大井所属のセイントメモリーが割って入った。

セイントメモリーは前々走の京成盃グランドマイラーズで重賞初勝利を果たし、前走サンタアニタトロフィーで重賞連勝を飾った上がり馬。とはいえ、6歳秋にして初めてのダートグレード挑戦であり、キャリア31戦目にして初めての浦和遠征である。4番人気はちと重荷ではあるまいか。表情を見る限り馬は気合十分のようだが、気合が入り過ぎるのもよくない。

Saint_2  

だからであろう。本橋騎手は、すぐさまギャロップには入らず、ゆっくり目のキャンターで、じっくりと馬場を一周。再びゴール板までやってきた時には、馬の表情が明らかに違っていた。これは期待できるかもしれない。

Saint1  

結果は、そんな期待を遥かに上回るものであった。道中2番手から向こう正面では早くも先頭。4コーナーで昨年のJBCスプリントの覇者タイセイレジェンドに外から並ばれたが、そこからもうひと伸びしてみせた。 この展開で2馬身差なら完勝と言っていい。本橋騎手は、これが嬉しいダートグレード初勝利。すでにダービージョッキーの仲間入りを果たしている彼だが、地方所属騎手にとって、ダートグレー ドレースを勝つことは、やはりひとつの目標であろう。

Saint2  

ダートグレードも浦和コースも初めて。斤量差があったとはいえ、初モノを二つ克服してGⅠ級のJRA所属馬を退けたことは評価に値する。大井所属馬がダートグレードを勝ったのは、フジノウェーブの東京盃以来5年ぶりだという。キャリア31戦の6歳馬。「新星」と呼ぶにはいささかのためらいもあるが、フジノウェーブの引退の直後にこのようなレースを目の当たりにすれば、何か因縁めいたものを感じずにはいらえない。

次走は11月のマイルグランプリが有力。フジノウェーブの域は遠いが、その高みを目指して欲しい。

 

 

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