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2013年9月29日 (日)

大人のディープインパクト

ディープインパクトです。

Di1  

初年度産駒が走り始めたころは、「軽い馬場を得意とするくマイラーばかり」とか「2戦続けて好走しない」などと揶揄されることも多かったが、産駒の体質が理解され、育成・調教のパターンが確立された2年目以降は、そんな悪評を聞くこともない。今年も既に重賞15勝。もちろんリーディング首位。当然ながら生産者の人気は高く、今年は昨年より16頭多い262頭もの種付けをこなした。この数字はスーパーサイアーひしめく社台スタリオンの中でも堂々のトップ。この数の力が産駒の獲得賞金を押し上げる原動力になる。好循環は簡単には止まりそうにない。

ただし人気ゆえの課題もある。それはディープ産駒の“品薄”状態が続いていること。社台、サンデー、G1の各クラブでも、ディープ産駒は高額であるにもかかわらず、ことごとく満口御礼。抽選に漏れた会員さんからは、「もっとラインナップを増やせ」と苦情が寄せられているらしい。

ただし、グループ牧場全体としては、東京HCやキャロット、グリーンの各クラブにもディープ産駒を回さねばならないし、社台オーナーズという別のシンジケートもある。セレクトセールにも、一定数のディープ産駒を揃えなくてはならない。もとより受胎率がそれほど良い方でもなく、これ以上の種付け数増加を求めるのは酷であろう。

ディープインパクト自身は小さくて華奢に思われがちだけど、つくべきところには筋肉がしっかりついていて、つくべきでないところには、これっぽっちもついていない。特筆すべきは管骨の太さ。まさにサラブレッドの理想とも言える体つきをしている。

そんなありがたい馬を、わざわざ私ひとりのために馬房から連れてきてお披露目してくれた   なんてはずはなくて、実はDVD撮影の最中にお邪魔させていただいただけ。

Di2  

どうやら、あまり集中力が長続きしないタイプらしく、リテイクが続くと人の言うことを聞かなくなってしまうそうだ。まあ、人間でもやり直しが続くのはイヤですよね。なので撮影に際しては予備日まで準備する念の入れようなのだけど、この日はなんと一発OK。ディープインパクトも11歳。それだけ大人になったというところだろうか。

 

 

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