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2013年9月11日 (水)

いずみ蕎麦

先日、所用にて札幌を訪れる機会を得た。

競馬開催が無かった札幌へは、今年初めての訪問となる。9月に入ってもなお灼熱地獄の東京に比べれば、最高気温25度、湿度50%のこの地は天国にも等しい。とはいえ競馬がないのだから、あとは勢い食道楽に走ることとなる。

南1条西4のビルに暖簾を掲げる蕎麦店『さくら』は、競馬ファンなら誰もが知る   と書くとさすがに大げさだが、競馬関係者なら大抵の人が知るであろう門別『いずみ食堂』の姉妹店。長さも太さもマチマチな田舎蕎麦の神髄を具現したような蕎麦に惹かれてやってくる客は、日々後を絶たない。

札幌に姉妹店が出来たという話を聞いたのは、かれこれ5年以上も昔の話。「札幌開催中の楽しみが増えた」と喝采を叫んだものだ。だが、なかなか実現には至らなかった。新千歳空港から競馬場に向かうにあたり、札幌の中心部に立ち寄るのは意外に面倒くさく、競馬が終われば澄川の『大喜寿司』と相場が決まっている。今回のような「非開催の札幌」は、まさにうってつけ。快速エアポートを降りるや、わき目も振らずに『さくら』を目指して歩いた。

Sakura  

人気だという鴨せいろを注文。ほどなくして供された一皿に、おもわず笑みがこぼれる。

Sakura3  

札幌の街中で“いずみ蕎麦”が食える。愉悦である。

Sakura2  

5ミリをゆうに超える極太麺は、生麺の状態ではストレートなのに、どういうわけか茹でると独特の縮れが現れる。製法は門外不出。この縮れが、鴨の脂が浮かぶ濃いめのツユをほどよく絡め取ってくれる。だから美味い。たとえ製法が秘密でも、私としては美味ければそれでいい。

Sakura1  

実は、北海道が蕎麦王国であることはあまり知られていないようだ。蕎麦の一大産地であるだけでなく、名店と呼ばれる蕎麦店もじつに多い。「ミシュランガイド北海道2012」では、69のレストランが星を獲得しているが、そのうちの1割は蕎麦店であった。そんな北海道の中心地で、“いずみ蕎麦”はいったいどんな評価を得ていくのだろう。再訪が楽しみだ。

 

 

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