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2013年8月27日 (火)

ステーキとソテー

先日、小倉に知人の馬が出ていたので、必死に声援を送っていたら、「ステーキ」という名前の馬が走っていたのでひっくり返った。

ダイワメジャー産駒の3歳牡馬。馬主さんは「ハンバーガー」という名前の馬も所有しており、JRAのサイトによると馬名の由来はいずれも「料理名」とある。

料理名ということでいえば、「ポークチョップ」「スープカレー」「チキンナゲット」という名前の馬もいるけど、うーむ、それにしても馬に「ステーキ」ですか……。

まあ、それはそうと最近の私はポークステーキ、いわゆるポークソテーに凝ってます。

前にも書いたけど、私の母親の実家が鮮魚店を営んでいたこともあり、私が育った家庭における食事のメニューは魚料理一辺倒。肉料理は月に一度の贅沢メニューで、当然ながら「肉」といえばそれは「豚肉」を指した。

レシピは決まってポークソテー。「ナイフとフォークを使って食べたい」という子供の発想である。それでも月に一度のポークソテーを楽しみに、指折り数えてひと月を過ごしたものだ。

逆に、今となっては、焼肉やビーフステーキは口にするのに、「ポークソテー」ってあまり食べなくなった感がある。いや、決して嫌いになったわけではなくて、食べる機会そのものが減った。外食メニューとしてメジャーな地位を確立しているとは言えず、洋食店におけるクラシックなメニューとして残された、その立ち位置によるものであろう。

私が好きなのは、浅草六区の洋食の名店『ヨシカミ』のポークソテーです。ぶ厚いロース肉にナイフを入れた瞬間に溢れる肉汁がたまらない。もちろん脂身まで美味しくいただけるひと皿。

Yoshikami 

あと、これは厳密には”ソテー”ではなくて”グリエ”になるのだろうけど、二子玉川『カフェスタージュ・ファームハウス』には「ヘルシーポークのあぶり焼き」というメニューがある。

たっぷりとスパイスを効かせた厚さ3センチはあろうかという骨付きポークを、じっくりと時間をかけて焼き上げた一皿。オーダー時に必ず「お時間30分ほど頂きます」と言われるので、そのたびに「う~ん、30分はちょっと長いよな」と逡巡し、結局違うモノを注文し続けてきたんだけど、今回は意を決して(大袈裟)「待ちます!」と答えた。

うん。待ったかいありますね、これは。ナイフを入れると、肉の中心はロゼピンクのミディアムレア状態。まさに『紅の豚』。この豚肉はいわゆるSPF豚(無菌豚)なので、これくらいの焼き具合で十分安全に頂けるという。

おおざっぱに切り分けたら、あとは骨の部分を直接手に取ってそのままかぶりつく。これほどの「肉食ってます!」感をほかで味わうのはちょっと難しい。

Farm 

それにしても、豚肉をソテーした料理は「ポークソテー」なのに、なぜ牛肉をソテーした料理は「ビーフソテー」ではなく「ステーキ」と呼ぶ習慣が浸透したのであろうか? 馬名にも料理名にも、「ステーキ」という言葉には考えさせられるものが多い。

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コメント

ごぶさたしております。

来月末に浦河に行く予定なので、ぜひとも立ち寄ってきますhappy02

投稿: 店主 | 2013年8月28日 (水) 22時17分

浦河サフランドールのポークソテーも納得のお味ですよhappy01

投稿: ギムレット | 2013年8月28日 (水) 20時05分

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